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沖縄県知事選で名護市辺野古への新基地建設反対を掲げ、容認派に10万票の大差で圧勝した翁長雄志(おながたけし)氏は19日、当選後初めて辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に駆け付け、新基地強行に抗議を続ける座り込み参加者を激励しました。
同日午前、県庁で知事当選証書を受け取った翁長氏は、知事選勝利を支える柱となって県議補選を勝ち抜いた比嘉瑞己(那覇市区)、具志堅徹(名護市区)の両新県議とともにゲート前を訪問。70人以上が翁長氏らを手拍子と「翁長さん勝ったぞ」「県政変えよう」などのコールで迎えました。
参加者一人ひとりと握手を交わし、連日の座り込みをねぎらった翁長氏は「知事選で訴えた、辺野古新基地は造らせないとの公約を実現するためにも、10万票差の民意をしっかり日米政府に届けたい。粛々と進めると繰り返す両政府に、本当の民主主義国家というものを沖縄から問いかけていく。ともども頑張っていきましょう」と力を込めました。