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「だれの子どもも、ころさせない」ママの声 渋谷に響く/戦争法案「ぜったい反対」
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「だれの子どもも、ころさせない」ママの声 渋谷に響く/戦争法案「ぜったい反対」

2015-07-27 11:11
    d39c7f12924d3b2d4263b059c1766c3eae34eb40 「戦争立法ぜったい反対」「ママは戦争しないと決めた パパも戦争しないと決めた」―。戦争法案に反対する子育て中の母親たちが26日、東京・渋谷駅周辺で初めての街頭宣伝とデモを行い、約2000人が参加しました。

     主催は「安保関連法案に反対するママの会」。「だれの子どもも、ころさせない」を合言葉に、京都市在住の西郷南海子(みなこ)さん(27)、神奈川県座間市の鷹巣直美さん(38)、東京都大田区の坂井和歌子さん(37)ら6人が13日に記者会見をして呼びかけ、1万7000人を超える賛同が寄せられています。29都道府県に「ママの会」がつくられたことも報告されました。

     この日は「戦争立法反対! ママの渋谷ジャック!」と銘打ち、渋谷駅ハチ公前で7人のママがリレー演説。人の輪が何重にも膨れ上がりました。

     デモでは、ピンクの風船やガーベラの花(花言葉は「希望・前進」)を身につけ、子どもを抱っこしてベビーカーを押す母親たちが戦争法案反対を訴えると、手を振ったり写真を撮ったり、飛び入り参加する人も。

     4歳の息子と2歳の娘を連れた女性(38)=千葉県八千代市=は、フェイスブックで行動を知り、初めてデモに参加。「何かしたいと思っていました。行動する親の姿を子どもたちも見ていると思う。戦争では何も解決しない。70年間守られてきた平和をつないでいきたい」

     夫と11歳、1歳、2カ月の3人の娘と参加した女性(35)=川崎市、看護師=もフェイスブックで知ったといいます。「絶対に子どもたちに戦争を経験させたくない。いま頑張らなければ、取り返しのつかないことになる」と話しました。
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