昨日、話題の映画『新聞記者』を見てきた。
映画予告はこちら
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安倍政権で起きてきた様々な事件を元に、日本の権力の横暴を描き出した社会派フィクション映画だ。
日本の欠陥した民主主義の現状と権力の諜報機関の暗躍を描いており、最初から最後まで重い雰囲気が映画を覆っている。
・官邸にもみ消されるレイプ事件
・ジャーナリストだった主人公の父親は諜報機関によって殺された
・医療大学の新設を名目にして生物兵器の開発を行おうとする政府
・公文書の偽造
・責任を押し付けられた官僚の自殺
・盗聴、尾行、脅迫
・新聞社への圧力
・ネットにデマを拡散する
などなど・・・
これらの事例に似た出来事は現在進行形で日本で行われていることだ。
映画の最後に諜報機関を担当する内閣情報操作室の室長が
「日本の民主主義は形だけでいいんだよ」
と述べ、現在の日本の権力の本音を吐露させている。
実は「形だけの民主主義」は日本だけの問題ではなく、日米欧の民主社会が共通して抱えている問題なのだ。
米国では、8月10日に政、財、官、のパワーエリートやハリウッドスターなどに児童買収を斡旋していた大富豪のエプスタインが拘置所で不審な「自殺」をした。
911やケネディー暗殺などとともに現在の米国の民主主義の闇を象徴する事例となっている。
欧州も欧州中央銀行に通貨の主権を譲り渡してしまい、各国は独自の金融・政治政策を取れない有様である。
日本の上に属している欧米の権力が以下のような「形だけの民主主義」を作り上げてきた。
この状態を「真の民主主義」に変えていくには、今までの民主社会の権力のあり方と共に、その権力を選んできた市民の意識のあり方に対する問題を研究しなければならない。
従来の「形だけの民主主義」の反省から、市民が真の民主主義を作るための原理を意識化する必要があるのだ。
現在の民主社会の闇を告発する映画
『新聞記者』
をお勧めします。
・上記の民主主義の詳しい図解の説明はこちら
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(記事終了)
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■操作される日米欧の自由民主制(資本主義経済と民主政治)のモデル
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