■日経平均暴落はバブル化した金融市場の不安定性の表れ

23日の 日経平均株価は値動の変動が極端にぶれた。
午前中は15900円を越えていたのが、午後に入り暴落。14483円と昨日に比べて1143円安くなった。
為替も103円から101円と大幅に円高にぶれた。

特に悪いニュースがあったわけではなく、上がりすぎた株価を警戒して、投資家たちが確定売りをしたため。

中国の製造業指数がよくなかったことが下げの一因だと報道ではなされているが、中国経済が多少減速しそうだからといって、日経平均が1100円も値下がるわけではない。

日本の急激に上がりすぎた株価への警戒感から、売りが売りをよんだような形だ。

日銀の量的緩和がもたらした金融経済のバブル化と言う悪しき結果である。(図参照)366c98937a10cbf08bf040f62a87ff069602af17

とはいえ、デフレ脱却には通貨供給は必要。