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IMF(国際通貨基金)のトップ、ラガルド専務理事が、職権乱用疑惑で12時間にわたる事情聴取
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IMF(国際通貨基金)のトップ、ラガルド専務理事が、職権乱用疑惑で12時間にわたる事情聴取

2013-05-25 12:18
    <リンク>AFPP ラガルドIMF専務理事、職権乱用疑惑で事情聴取
    http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2945913/10794092

    IMFのトップが職権乱用で12時間に渡り、事情聴取を受けた。

     

    これは些細な事件などと言える代物ではない。

     

    IMFはBIS(国際決済銀行)とともに、世界の金融秩序に極めて大きな役割を担ってきた組織である。

     

    債務を背負わされ、国家破産しそうな世界中の国々に、国際高利貸しとして、資金を貸し付け、自由主義的な構造改革を要求。

     

    貸付国先の公的財産を片っ端から民営化させ、グローバル企業に購入させてきた。

     

    日本においては、消費税の引き上げを要求し、日本政府はその意向も受けて、消費税の増税を強行した。

     

    IMFの悪評判は世界に響き渡っている。

     

    ラガルド専務理事の前任者ストロス=カーンは、2011年にアメリカにおいて性的暴行で逮捕されたがその後、無罪で釈放された。

     

    ラガルドは、その後任としてIMFのトップに就任した。

     

    ストロス=カーンからラガルド、そして今回の事情聴取は、国際機関における激しい権力闘争が背後にありそうだ。

     

    どちらにせよ、IMFという悪名高い国際高利貸し組織の腐敗が暴かれ、権威が失墜していくのは喜ばしいことである。


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