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<リンク>天野統康のブログ 金融システムから見る経済社会論
【動画】経済主権放棄のTPPとアメリカと戦争できる国しようとする政党が何故支持されるのか?
選挙直前なので、私の今回の選挙に対する考え方を伝えた2013年6月16日に行った討論Barシチズンの講演会の動画を再掲する。
タイトルは
「植民地化の危機を克服するマニフェスト ~アベノミクス、TPP、憲法改革の恐るべき全貌と改革案~ 」
今回の選挙の注目しなければならない争点は、「TPPへの加入問題」と「憲法改革」である。
TPPの加入とは、経済と法律の国家主権の終焉。 つまり殆どの物品の関税をとっぱらう 。
アメリカと日本が、東京都と北海道と同じになるようなものだ。
さらにISD条項(非関税障壁の撤廃)によって、 投資先の国にグローバル企業が期待した利益を上げられない要因があると考えれば、 国際法廷に訴える事が出来る。
国際法廷は世界銀行の中にある組織でアメリカの息がかかった連中によって裁かれる。
国際法のほうが国内法よりも上位に位置づけられれている為、 日本は法律の面でも国家主権を失う。
<参考リンク>参院選はTPPこそが争点!
<参考リンク>サルでもわかるTPP
もう一つは憲法改革。
この憲法改革の焦点はアメリカと共に戦争できる国にすると言うこと。
現在の時点で既に自衛隊は世界有数の立派な軍隊である。
そして自衛隊は日本の自衛戦争は現時点でも認められている。
問題は集団的自衛権を行使できるようにすると自民党が言っていること。
集団的自衛権とは、日本の国家を守るための行為ではない。
軍事同盟をしている国が攻撃されれば、日本も攻撃に参加する、ということだ。
「アメリカの一国に対するいかなる国の武力攻撃も、アメリカのすべての国に対する攻撃とみなすことに合意し」、「個別的又は集団的な固有の自衛権を行使してそのような攻撃に対抗するために援助することを約束」することである。
<参考リンク>集団的自衛権「現行憲法でも行使可能」自民党・石破茂幹事長が討論番組で発言【争点:憲法改正】
<参考リンク>9条の解釈改憲と明文改憲で、日本はついに「平和国家」の看板を下ろすのか
自民党の石破幹事長などは、現憲法でも出来ると言っているのだから、 改憲を行えば、集団的自衛権は行使され、アメリカと共に、 世界中に侵略することになるだろう。
何故なら、アフガニスタンやイラク、パキスタンでの空爆は、 アメリカが攻撃されたことへの自衛として戦った自衛戦争というのがアメリカの主張である。
しかし911テロは、アメリカ政府が仕組んだ疑いが濃厚の事件である。
イラク戦争の理由づけにされたのは大量破壊兵器をイラクが持っていてアルカイダと協力しているという、「偽り」だった(イラク戦争に関してはアメリカ政府も偽りだったことを認めている)。
その八百長の自衛論に基づいて行っているのが、世界中にしかけている対テロ戦争である。
日本もそれに参加するというのだから、八百長戦争に加担する悪の勢力の一つになることに他ならない。
これは、日本だけの問題ではなく、人類の問題である。
人類への犯罪を日本人は正当化し、加担しようとしている。
他にも「消費税増税」や、「原発の再稼働問題」、「格差社会」「アベノミクス」など、今回の選挙の争点の全ては一つの権力につながっている。
それは国際的なマネー権力である。
この全体像を大まかにでも理解しなければ、現在,日本で起きている現象は理解できないだろう。
この凶器の「集団的自衛権」と「TPP」への加入を促進する勢力が何故、日本で支持を広めているのか?
そのことを以下の動画で説明している。
植民地化の危機を克服するマニフェスト 2-1
https://www.youtube.com/watch?v=PQ3n5ZEt0EU
2-2
https://www.youtube.com/watch?v=DErh5eXos0s
※講演途中でUSTの音声が途切れてしまいバックアップ用のビデオカメラからの音声をつけて編集したので、口の動きと音声が若干ズレています。
【講演内容】
人間本位制を装うマネー本位制が、現在の日米欧の民主主義
通貨の秘密主義と、真理の無意識下による民主主義の操作
日米安保、NATOの軍事同盟による勢力圏の確定
資本主義経済の仕組みと操作方法 購買力の操作によるバブルと崩壊
破壊されていく国民生活
操作される自由民主主義経済社会の全体像
日本社会を資本主義と民主主義の原理を用いて社会工学的に改造
日本改造の最後の総仕上げ。アベノミクスと好景気による人気上昇と、TPP、憲法改革への流れ
人間本位制を装うマネー本位制から、真の人間本位制の社会にするには
質疑応答
講演会のページはこちら http://ameblo.jp/griripon/entry-11543786327.html ===============================
【成甲書房からの内容紹介】
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