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集団的自衛権の真の問題点 ・自衛隊が米国の属軍になること・国際金融軍産複合体に管理されきた米国の危険な性質
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集団的自衛権の真の問題点 ・自衛隊が米国の属軍になること・国際金融軍産複合体に管理されきた米国の危険な性質

2014-05-23 17:47
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    安倍政権が進めようとしている集団的自衛権についての議論が盛んである。

    集団的自衛権とは、同盟国が攻撃されたら、一定の範囲内で日本も同盟国とともに
    戦争を行うというもの。

    私は集団的自衛権にも憲法9条の改革にも反対だ。
    その理由は主に2つある。

    ・日本と米国は対等な同盟関係ではなく、宗主国と属国に近い関係であること

    ・米国は自作自演をして敵を作り出すことを繰り返してきた極めて危険な性質を
    持った国であり、それが改善されていないこと

    まずは、日本と米国が「対等な同盟国」ではないということから解説する。

    日本が米国にものが何も言えない属国状態のままで
    集団的自衛権や憲法9条を変えると、自衛隊が米国の属軍に
    なることは目に見えている。

    日本が米国に物が言えない状態であることは、日米地位協定と日米安保条約
    などの軍事協定にあらわれている。

    日本の上空は米軍によって管理され、日本の民間航空機の航路を
    大きく侵害している。

    成田空港などに到着する飛行機は、米軍が通ることになっている上空を
    飛べないので大きく迂回するルートを飛んでいる。

    また、米軍の基地の出入りは身元確認が不要などということが行われているという。

    更に、国内で犯罪を起こした米国軍人の扱いは、米国の配慮に基づいて身柄が引き
    渡されるかどうかが決定されるという。

    軍事関連を見ればとても日本は独立国とは思えない属国状態である。

    自衛隊に務めていた竹原信一氏によれば、自衛隊が誰が敵なのかを識別する権利は
    米国側にあるという。

    このような状態で、集団的自衛権や憲法九条改革が行われればどうなるかは
    火を見るより明らかだ。

    日本は米軍の使いパシリ軍隊になってしまう。

    日本はまず、米国との対等な関係を築くために、日米地位協定・日米安保条約の様々な
    不平等条項を完全に撤廃すべきである。

    米軍基地を無くさせた上で、集団的自衛権も、憲法九条改革も考えるべきだ。

    次に米国の危険な性質について。

    米国とはどのような国なのかを考えなくてはいけない。

    ・第一次世界大戦の原因となったルシタニア号事件
    →ワザと攻撃させた

    ・第二次世界大戦の原因となった真珠湾攻撃
    →米国側の挑発と知っていながらワザと攻撃させた疑い

    ・ベトナム戦争の原因となったトンキン湾事件
    →自作自演


    ・アフガン戦争の原因となった911テロ
    →自作自演

    ・イラク戦争の原因となった化学兵器の所持問題

    →全くのデタラメ

    ・311地震と津波、福島原発の爆発
    →人工地震説、原発爆破説の可能性が指摘

    ・シリア内戦の政府軍側の化学兵器使用を宣伝。そして戦争に参加しようとした
    →使ったのは反政府側であることがバレて参戦できず

    そのほかにも無数の暗殺とテロとクーデターを起こしてきた。

    こんな国の何を信じろというのだろうか?

    しかも上記の戦争やテロでは誰一人裁かれていない国なのである。

    自らが自作自演して、戦争を吹っかけ、日本もそれに追随して戦争に動員される。

    日本はヤクザの舎弟になって、因縁をつけて殺し合いに参加させられるようなものである。

    集団的自衛権の問題は、些細な事例で考えるのではなく、米国の本質を捉えて
    考えなければならない。

    米国は民主主義の元祖である。

    人権と民主主義の理念を広めてきた光の面がある一方で、
    FRBの株主財閥などの国際金融軍産複合体によって、真理が情報操作され
    戦争に動員されてきた闇の面も見なければならない。

    米国の光と闇は、国際金融軍事権力が備えた二面性の強烈な反映である。

    集団的自衛権は米国の闇の部分に日本が直接関わる可能性がでてくる極めて
    倫理的な問題なのである。


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