台風が接近している週末ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて今回は、宮昌太朗さんの『風立ちぬ』と『コゼットの肖像』をめぐる論考の後半です。前半に引き続き、刺激的な力作ですので是非お楽しみください。
そして次回から最新作『寫眞館』が公開となるなかむらたかし監督、プロ第1作となる『陽なたのアオシグレ』を完成させた石田祐康監督のロングインタビューを掲載します。
それぞれ8000文字は超えそうな気配で、最新作についてうかがいつつ、それぞれの「アニメ観」をうかがう内容になっています。
先行してbonetで、最新作中心のショートバージョンを掲載、その後、メルマガでロングバージョンの掲載という流れになっています。
11/8よりアニメの門メルマガでなかむらたかし監督、石田祐康監督のロングインタビューを掲載。気になる方は今すぐ、アニメの門チャンネル会員(月200円)申込を! メルマガと会員用配信が楽しめます。
申込 → http://ch.nicovideo.jp/animenomon
こんな感じで、この話題が好きそうなお友達などにツイートなどでおすすめしていただけるとうれしいです。
というわけで今回もいってみましょうか!
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1.最近のお仕事紹介
2.お蔵出し原稿 「知らないと損をする」第2回
3.特別寄稿『誘う女たちと描く男たち』後編 ライター宮昌太朗
4.Q&A
5.次回予告
最近のお仕事紹介
1.27日、SBS学苑で「アニメ映画を読む」
10月27日(日)10:30よりSBS学苑パルシェ校で『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY』を取り上げます。
今回は、『東のエデン』などの神山健治監督による『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズの最終作を解説します。草薙素子の去った公安9課が挑む事件とは? そしてそこに見え隠れする素子の影。複雑に入り組んだ物語を丁寧に解説し、押井監督版『攻殻機動隊』とも照らし合わせながら分析します。
http://www.sbsgakuen.com/gak0130.asp?gakuno=2&kikanno=156435
2.第7回アニメレビュー勉強会 11/24開催!
お互いが書いた原稿を、誰が書いたかわからない状態で合評する「アニメレビュー勉強会」の第7回をひらきます。プロアマ問わない楽しい会合ですので、ご興味ある方は是非ご参加ください。
ゲスト講師はライターの大山くまお氏、お題は『ねらわれた学園』(12年作品、http://www.neragaku.com/)です。
会場:模型塾(最寄り駅は、地下鉄銀座線・田原町駅)
http://www1.ttcn.ne.jp/~mokei/jj_map17.htm
12時と15時の二つのコマがあります。
参加〆切は10月31日(木)。
「アニメレビュー勉強会参加希望」の件名で、
1)名前(ハンドル名でも可)
2)緊急時連絡先(携帯電話・携帯メール等)
3)12:00の回もしくは15:00の回どちらを希望するか
4)夕方の懇親会の参加を希望するかしないか
を本文に書いて、藤津のメアド(personap(●)gmail.com (●)をアットマークに)まで送付してください。
原稿〆切は11/11(月)になります。
参加料は1500円。当日払いです。
「アニメレビュー勉強会」についてはhttp://togetter.com/li/256911をお読みください。
また、第7回に関するFAQについては藤津のブログ をお読みください。
他人の原稿を読むのもおもしろいし、自分の原稿に他人がどう反応するかも楽しめる、新鮮な会合ですのでご興味ある方は是非。
3.講座「アニメを読む」
朝日カルチャーセンター新宿教室で行っている講座「アニメを読む」11月と12月講座は以下の通りです。
11月16日(土)宮沢賢治とアニメ
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=219979&userflg=0
12月21日(土)新海誠作品特集
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=219980&userflg=0
4.イベント『アニメの門場外乱闘編 総括2013』開催
毎年年末恒例でやっています『アニメの門場外乱闘編 総括2013』の開催が今年も決まりました。かーなーりーざっくばらんに2013年を振り返ります。講座やアニメの門チャンネルの真面目(?)な話ではない、ヨタ話をしつつ、2013年の十大ニュースを決めます。
12月14日(土)12:30開場
出演:藤津亮太・ライター小川びい
会場:新宿ネイキッドロフト
予約:http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/
予約800円/当日1000円
お蔵出し原稿
2010年、ニュータイプ25周年をきっかけに、ニュータイプ本誌のコラムコーナーに、5回連続で掲載された、TVアニメの歴史を簡単に紹介するコラムです。 今回はその2回目。僕はもう「アニメ冬の時代」という表現を使いませんが、この時は、オールド・ファンの言葉として、あえて使っていますね。
キッズアニメとOVAの二極化
'85年に第1次アニメブームが終わった。
中高生向け作品(現在の言葉でいうハイターゲット作品)から、アニメの主流は再び低年齢層向けへと変わったのだ。これはTVアニメ・シーンのリセットだった。
たとえば'85年には『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』が放送開始。乗り物などが変型するロボット玩具を前提とした作品で、