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アニメ評論家・藤津亮太のアニメの門ブロマガ 第27号(2013/10/11号/月2回発行)
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アニメ評論家・藤津亮太のアニメの門ブロマガ 第27号(2013/10/11号/月2回発行)

2013-10-12 04:00

     ちょっと作業が滞ってこのメルマガが届くころには土曜日になっていると思います。この週末は猛烈にバタバタしております。

     土曜日朝、飛行機が順調に飛び立っていれば、僕は徳島のイベント、マチ☆アソビに行っているはずです。夕方から眉山山頂のステージで「幾原邦彦の世界」で進行を務めまして、夜はUfotableCINEMAで、幾原作品の上映&トークの聞き手を務めます。
     日曜日はアサイチで東京に戻って、昼過ぎから早稲田エクステンションセンターで「日本アニメ史―再発見―」の講義。その後、夜はシネ・リーブル池袋で行われる『寫眞館』『陽なたのアオシグレ』の1日上映で、なかむらたかし・石田祐康両監督の聞き手を務めます。池袋の上映は既にチケット売り切れだそうです。
     もし現場に来られる方いましたらよろしくお願いします!

     さて今回は、久々にライター宮昌太朗さんの登場です。高畑勲監督作品をめぐる論考の再開を前に、『風立ちぬ』と『コゼットの肖像』を論じます。ボリュームある力作論考でしたので、どどーんと前後編で掲載します!
     では、いってみましょう。

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    1.最近のお仕事紹介
    2.お蔵出し原稿 「知らないと損をする」第1回
    3.特別寄稿『誘う女たちと描く男たち』宮昌太朗
    4.Q&A
    5.次回予告


    最近のお仕事紹介

    1.講座『-アニメを題材にした-レビュー(短評)の書き方講座』
     東急BEセミナーたまプラーザ校の10月~12月は作品論ではなく、レビュー書き方講座です。
    映画を見たり、小説を読んだりした後、その感想を人に伝えたいと思うことがありますよね。ブログやツイッターで感想を書きたくなることもあるはずです。そんな時に役に立つレビュー(短評)の書き方を、親しみやすいアニメを題材に学びます。文章がうまくなりたい方、創作物をより楽しみたい方に向けた講座です。課題をご覧になりレビュー(800字~2000字)を事前に提出する実践型講座です。お仲間のレビューも読めますので、いろいろな文章に触れて、書く力が必ずついてきます。※課題映画は『となりのトトロ』『秒速5センチメートル』(予定)

     ●カリキュラム(予定)
      10月19日(土) レビューってなに?レビューの書き方、ポイント。
              お題になる作品の解説。
      11月16日(土) 提出レビューの添削・解説
      12月21日(土) 提出レビューの添削・解説 書き方の復習
      http://www.tokyu-be.jp/seminar/2013100004EJ01001.html

    2.講座「アニメを読む」
     朝日カルチャーセンター新宿教室で行っている講座「アニメを読む」10月~12月講座は以下の通りです。10月19日は『ポケモン』第1作にして問題作でもある『ミュウツーの逆襲』です。
     10月19日(土)『ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』
     11月16日(土)宮沢賢治とアニメ
     12月21日(土)新海誠作品特集
     http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=216681&userflg=0

    3.10月27日(日)10:30よりSBS学苑パルシェ校で『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY』を取り上げます。
     今回は、『東のエデン』などの神山健治監督による『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズの最終作を解説します。草薙素子の去った公安9課が挑む事件とは? そしてそこに見え隠れする素子の影。複雑に入り組んだ物語を丁寧に解説し、押井監督版『攻殻機動隊』とも照らし合わせながら分析します。
     http://www.sbsgakuen.com/gak0130.asp?gakuno=2&kikanno=156435


    お蔵出し原稿

    2010年、ニュータイプ25周年をきっかけに、ニュータイプ本誌のコラムコーナーに、5回連続で掲載された、TVアニメの歴史を簡単に紹介するコラムです。  2010年のこの時期、僕は「アニメージュ」で「アニメの鍵」、「アニメディア」で「アニメ野望の王国」も連載していたため、3誌同時連載になってしまったのでした。

    「知らなければ損をする」第1回

     '63年の『鉄腕アトム』から始まる、国産30分枠TVアニメの歴史は、来年で47年を迎える。一方、「Newtype」の創刊は'85年。来年で創刊25周年を迎える。つまり「Newtype」は国産TVアニメの歴史の半分以上を併走してきたことになる。
     この25年にアニメはどのような変転を重ね現在に至ったのか。

     
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