<人は7対3の割合で、自分の話を多めに聞いてもらうと嬉しい>というデータがあります。
だから、聞き上手な人は愛されるのですね。

前回は「聞き上手は質問上手」というテーマで、上手な質問の仕方について解説しました。

が、ひたすら質問するだけだと相手は取り調べされてる気分になります。
質問した後は、ちゃんと最後まで相手の話を聞いて、感想やコメントを返すことも大切。
かつ「自分の話を挟むこと」も大切。
それによって、会話のキャッチボール(「聞く」と「話す」)が成立します。

今回は「話す」について。

「自分はもともとコミュ障だ」と自称する人がいますが、それでいうと私も元コミュ障で、幼い頃のあだ名は「オバケ」でした。
無口でネクラだったためついたあだ名ですが、もうちょいひねれよって感じですよね。

オバケ少女だった私は人と接するのが苦手で、いつも1人で本を読んでいました。そんな風に人と話さないから、ますます話せなくなっていった。
しかし小3の時に小南さんという活発な女友達ができて、彼女と遊ぶうちに人と接するようになり、会話もできるようになりました。
このようにコミュニケーション量が増えれば、会話力は伸びます。

とはいえ中高と女子校だったため、異性と話すのは苦手でした。
共学の大学に進んだ当初は「ドドドドドイツ語の教室はどこですか?」とジョジョっぽくドモったりして、悲惨な有様だった。
そこからじょじょに異性と話せるようになり、今では誰とでもしゃべり倒す関西のおばちゃんです。

その経験からわかったのは、異性との会話が苦手な人が話せるようになるには、コツがあるということ。
以下、モテ本には載ってない<基礎から話す力をつける方法>を解説します。