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フレデイ タンさん のコメント

世界史をざっと見て世界の人々に最も影響を与え今も尚与え続けていてその価値が不変の主張はマルクスの共産党宣言とF.D.ルーズベルトの四つの自由だと私は思っています。そしてこの二つの主張が抱く価値を引き継いだ形で国際連合憲章と日本国憲法が生まれたと思っています。

一方、先日の孫崎先生と進藤栄一先生の対談は私にとって実に真実を突いた感動的なものでした。日本で一般に憲法9条はマッカーサーが押し付けたものだと考えられているが、実はそうではない。日本人が考え発案し採用され具現化したのだとの進藤先生の解説はとても説得性に富んでいました。

古くは土佐の自由民権運動家の植木枝盛が主張しており、敗戦後すぐに幣原喜重郎が発案し、芦田均がケロッグ・ブリアン不戦条約に依拠しGHQに説明、芦田小委員会が設立され、詳細議論し具現化したものだとのことでした。9条2項の裏に芦田小委員会の議事録がありそこに自衛権の存在があるとのことでした。実に納得行くものです。

続く

No.1
105ヶ月前
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松井久子監督が映画「不思議なクニの憲法」を作った。彫刻家イサム・ノグチの母レオニー・ギルモアを描いた日米合作映画の「レオニー」が代表作である。彼女は女性を中心とした市民の資金を母体に映画を作ってきた。 今日本は大変な曲がり角にある。何とか、日頃、憲法に関心のない人に憲法を伝えたいという思いから今回の映画が作られた。 早稲田大学の試写会で、監督への質疑応答の時、「憲法の映画作るといったら離れていった人達いました」。そうでしょう。日本はいまそういう国だから。製作者側の案内( http://fushigina )。 *************************** 憲法には「私はどう生きるべきか」が書いてある。 この映画は、憲法論議が政治によって進められるのでなく、主権者である 私たち国民の間に広がることを願ってつくられたものです。   国のかたちをきめる憲法に、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。