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ライスバーガーさん のコメント

昨晩の朝ナマ、もう上がっているYouTubeで一通りだけ今見たところです。
自分はトロいのでもう何度か見てよく熟考しないとまとまった意見など言
えませんが、今の印象を箇条書きにします。先生に伝えるために。

★「ドグマ」という言葉が難しい!!
 言葉の意味がスッとイメージできないのは、自分の中で
 噛み砕かれてないからでしょう。

 改めてまたもう一度、ネット辞書で調べました。
 「教義」「教説」「固定された堅固な信条」
 「柔軟性を欠く無批判な信念」
 「宗教独自の教理」
 「独断的な説」
 「神的権威を与えられた信仰箇条からなるもの」
 「定説」
 「独断論(十分な根拠と明証なしに一定の説を主張するもの)」
 「哲学的・政治的信念や主張」
 「取り決めた事項」
 「特定の哲学的傾向を持った学派の見解」

教義=ある宗教・宗派が真理と認めている教えの内容・体系。
=仏説=宗教上の教え。

教理=ある宗教・宗派が真理とする教えの体系。 

やっと見えてきた。先生が男系を「カルト」と表現したのは、ココから来
ているんだろう。つまり、
よしりん先生が『血のドグマなんてない』というのは、
『‟血の宗教”の教え、なんてものはない』という事ですね?

初めてこの言葉を聞く人が、ここまで推測できるかどうか。
まぁ国語力があれば雰囲気で分かるかもしれませんが。丁寧に言うと。

★そのドグマ、つまり『‟男系”で続いて来た』という「説」を、
 もっと早い時点で一度否定、ちゃぶ台返しをしてほしかった。

 「‟男系”で続けて来たから、意味がある」という主張は、
 「男系で完璧に続けて来たわけではない」、
 「男系で続けて来た事に、深い意味などない」となれば、
 『男系が伝統で大事』という説を、
 ひっくり返せる。
 『あらたに双系に昇華、(一段上の状態に高められる)事になって、
 何が悪いことか?』という新案に、進化を見い出す根拠になる。

 天照大神の女の神の系統に原点回帰するんだという発言も、
 早めにしっかりと名言してほしかったです。
 話の流れは分かりますが、流れからズレる言葉でも、
 所々クサビは打っておかなければならない場合もあります。

★竹田恒泰は、なんとも「頑迷」な、
 「頑迷固陋(がんめいころう)」な印象を皆持ったと思います。
 かたくなで、ものの道理がわからない。
 考え方に柔軟性がない。
 頑固で視野が狭く、道理をわきまえない。
 自分の考えに固執して、正しい判断ができない。
 頭が古い。古いものに固執している。
 道理に暗い。見識が狭い。
 まさにそういう見え方でした。

 途中からは、議論のための議論のような、
 反対するためにはどんな例を引っ張ってきても構わないといったような
 粗雑な論理の言葉も見えました。

 女性パネリスト3人が竹田恒泰に対して、終始「それは言ってる事がお
 かしいんじゃないか?」という感じの空気を出していて、それが年上女
 性にたしなめられる常識のなってない若造みたいに見えていました。
 実際そうだと思いますが。

 しかし百地章が言っている事が否定されっぱなしで、言葉もあわあわし
 た喋り方で、信用できない感じだったのに対し、竹田は、とにかく負け
 ん気だけは強かったのは伝わりました。高森さんに食ってかかっていた
 のとか。ある意味、竹田vs他全員でしたからね。
 平沢勝栄は現職政治家として建前しか言えない、百地の意見にも竹田は
 反対した部分もあった。小林節氏だけは、微妙に擁護していましたが。

★前半で、高森さんが詳しい説明をできそうなタイミングでよしりん先生
 が話し始め、天皇の人権や有り難みを言い出して、情に訴える先生らし
 い、重大な論点をのこされたのですが、高森さんの説明を止めてしまっ
 てよかったのか、気になりました。こう細かい説明してるより、次の段
 階の議論に入った方がいいと考えられたのか。高森さんの説明がもう終
 わったと思われたのか、その方向で話しても話が悪い方向へいくと思わ
 れたのか。ココはもう一回見直します。

★この番組を形作り、支えているのは田原氏であり、このような議論をテ
 レビでできる形を築いてきたのは田原氏で、しかもよしりん先生や高森
 さんを呼んで直接対決の議論をさせてもらえたのだから有り難い限りだ
 が、それを前提にあえて言って、あの進行のスピードは遅くなかったか
 。もっとキチキチとして、内容を詰めてほしかった。

★平沢勝栄が男系派であり、特別立法派である事は、分かった。

 三浦瑠麗のグイグイ話に割り込む話し方は嫌いだが、
 竹田の話の組立のおかしさをよく知っているようだった。
 三浦の割り込み釘差しが竹田の印象決定に果たした役割は大きい。
 しかし、「今上」と呼ぶ呼び方は変だった。

 民進党の大塚議員は勉強してたが、やはり男らしさが足りない感覚。
 
 高森さん、終始、「学者らしかった」。
 自分が高森さんだったら、竹田にブチ切れて罵詈雑言放送禁止用語を
 言ってたところだった。抑えていてくれて有り難うございました。
 おかげで竹田のおかしさが際立ちました。忍耐でしたね。

 よしりん先生がたくさんぼやいていて(竹田がアレだから無理もないで
 すが)、なんてぼやいていたのか、全部聞き取りたかった。大声でぼや
 くと迷惑ですが、もうちょっと、大島渚程度に声を張って(笑)、ぼや
 いてほしかったです、聞こえるように。


また感想書けたら書きます。長文失礼しました。
No.108
101ヶ月前
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第189号 2016.8.23発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…わしはナショナリストだが、オリンピックに関心が強い方ではない。ところが今回のリオ・オリンピックでは、女子選手の活躍につい興奮し、感動までしてしまった。特に卓球の福原愛、石川佳純、伊藤美誠の活躍とその背景を見ていると、“根性論”を主張していた昔の日本人とはずいぶん違ってしまったなあと感慨深い。さらに選手たちのナショナリズムのあり方も大きく変わっているようだ。リオ・オリンピックに見た時代の変化とは? ※復活!「ザ・神様!」…特別復活!今回は改めて「古事記」「日本書紀」の記述をふりかえりながら、世界のどこにも類を見ない「シラス」天皇の凄さを詳述します!タケミカヅチ神話から知る『シラス』と『ウシハク』、中国(シナ)の皇帝と日本の天皇の決定的な違い、三種の神器『八咫鏡』がしめすもの、日本書紀『天壌無窮の神勅』…等々、最も重要なポイントをコンパクトに網羅!必読です! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!「よしりん先生」と呼ばれるのは不快?「グローバリズムはダメ」「民主主義もダメ」と言うけど、ではよしりんの理想は何なの?泉美木蘭さん、あの人に似てない!?映画等の「ネタバレ」解禁はいつ頃だと思う?五輪で女性選手が大活躍!女性選手の活躍を喜ぶのは、単に自分が男だから?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第184回「オリンピックに見る女性の時代とボコハラム」 2. しゃべらせてクリ!・第149回「タイムスリップ!ぽっくんとぽっくんの対決ぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. ザ・神様!・復活特別番外編「シラス天皇とウシハク権力者」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第184回「オリンピックに見る女性の時代とボコハラム」  わしはナショナリストだが、オリンピックに関心が強い方ではない。  テレビで中継を見始めてしまうと仕事にならなくなるから、あえて関心を持つまいとしてきたということもある。  わしは女子マラソンのファンだったので、オリンピックでもそれだけは見ていたのだが、最近では日本人の有力選手がいなくなってしまったので、関心を失ってしまったというのも大きい。  ところが今回のリオ・オリンピックでは、女子選手の活躍につい興奮し、感動までしてしまった。  特に卓球の福原愛、石川佳純、伊藤美誠の活躍とその背景を見ていると、昔の日本人とはずいぶん違ってしまったなあと感慨深い。  昔の根性論は、例えば『巨人の星』のように、親父が息子をスパルタ教育するものだった。それは戦時中に軍隊教育を受けた親父が多かったからという事情もある。  わしの父も、戦時中は徴兵にとられて軍事教練を受けていたし、わしが小学生の頃は、学校の先生も戦時中の体験があるから、スパルタ教師が多かったものだ。  戦中派の教師が定年退職し、戦後派の教師と入れ替わるころには、『巨人の星』のような父と息子の根性論はやがてパロディのネタにされ、反戦平和教育の中で、スパルタ教師なんていなくなってしまっていた。   だが今は、母が娘を根性論でスパルタ式に英才教育している。  福原愛が母親の特訓を受ける姿は、幼児の頃からメディアに出ていたのでよく知られているが、石川佳純や、今回脚光を浴びた15歳の伊藤美誠も同様で、二人とも卓球選手だった母親から英才教育を受けている。  伊藤が卓球を始めたのは2歳の時。母は伊藤が幼稚園の頃から毎日7時間程度の練習をさせ、どうしてもできない技術があったときは、夜遅くまで練習させることもあったという。  石川が卓球を始めたのは6歳で、トップ選手になるためには早期教育が特に重要とされる卓球においてはやや遅いスタートだったが、それをカバーするために、母は自宅に卓球場を建てて練習させた。  そして、伊藤も石川も過酷な練習を強いられているのに、母と仲が良く、母娘密着がものすごく強い。娘は母が自分のためを思って泣く泣くスパルタ教育をしているということを知っていて、それで母に感謝しているのである。  レスリングでは伊調馨が、女子ではオリンピック全競技を通じて史上初となる個人種目4連覇を達成したが、伊調の場合も母の影響が強いという。  伊調の家は父と兄姉がレスリング選手だったが、勝負に対する厳しさはむしろレスリング経験のない母から教わったものらしい。何しろ教育方針が 「勝負事には死んでも勝て」 だったというのだから、すごい母親だ。  伊調の母は一昨年亡くなったが、伊調はその遺訓を噛みしめながら戦い、土壇場の大逆転でオリンピック4連覇を達成。「最後はお母さんが助けてくれた…」と泣いていた。   いまは母が娘にスパルタ教育をしている。   不思議なことに、いまはむしろ父がスパルタ教育をできなくなっているのだ。 伊藤美誠、石川佳純は父も卓球経験者らしいが、なぜかその存在はほとんど見えない。  男がスパルタ教育をやると何か毛嫌いされてしまうし、父と息子がものすごく強く結びついていたら気色悪いという感覚になってしまう。今となっては『巨人の星』の世界などちょっとヘンタイかと思われそうなのだが、母と娘だったら、それが許容されてしまうのだ。  リオ・オリンピックを見ていてさらにもう一つ、変わってきたと思うことがある。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!