さとPin。さん のコメント
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浅瀬で仰向けになって波に揺られていた時のことだ。ひとりの男がじゃぶじゃぶと波を掻き分け歩いて海に入ってきた。思わず見てしまったのは男が火の付いた煙草を咥えていたからだ。身につけているものは水着だけで、首などに携帯灰皿を下げている様子もない。灰が当たり前のように海に落とされていく。声を掛けて注意しようとした瞬間、男が誰かの名前を呼んだ。その笑顔の先にいたのは浮き輪に掴まって波と戯れている男の子だった。おそらく男の子供なのだろう。男は息子を抱きかかえようと、短くなった吸い殻を足下の海に捨てた。そのしぐさには1ミリの躊躇もなく、まるで呼吸をするのと同じくらい自然だった。 「今、海に煙草捨てたの、子供が見てたよ」僕は言った。
その積み重ねしかないのですね。
「何?とんちんかんなこと言ってるの?」とその父親は思ったでしょうね。それが今の世の中。
昔は知らない大人が子供を叱った。今は家族以外の者が叱ったところで改心する人は少ない。
私の旦那さんは路上に火の点いたままの煙草を棄てた外国人を注意した。逆ギレされました。
諦めずしつこく注意するしかないのですね。
残念だ。実に残念です。
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