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「贅沢な週末」
例年より早い夏日を記録した週末、葉山の南郷公園に出掛けた。おやつとコーヒーだけの軽いピクニックだ。娘と同級生のご家族も一緒だ。園内を何周かランニングした後、子供たちとサッカーやバドミントンで汗を流した。 -
「ひとりで生きているわけじゃないという実感がぼくをこの世界に繋ぎ止めているのかもしれない」
その朝は海水温の上昇を実感させられるような大雨だった。娘を車で学校まで送ってから車を家に戻してバスで仕事に向かう。コロナ禍では通勤は専ら車だったがここ一年ほどはずっと公共交通機関を使うようにしている。移動中に原稿が書けること。自動車事故のリスクから解放されること。もうひとつは地球環境に対する配慮――畑をやっていると地球温暖化は喫緊の課題だ。このまま気温の上昇が続けば真夏にトマトやキュウリは育たなくなってしまうだろう。
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「トモエ学園」
7歳の娘が「窓際のトットちゃん」を読み始めた。妻の実家の本棚で見つけてきた。妻が子供の頃に読んでいた一冊だ。それを毎晩眠る前に自分で読む。最初は音読して読めない漢字やわからない言葉が出てくると添い寝している妻に聞いていたがそのうち無言で読むようになった。物語の世界に没頭しているのが一目瞭然だった。
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