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younghopeさん のコメント

南北に引き裂かれ休戦協定中にある朝鮮半島の平和をどのように図るかということが、本質的最重要課題である。
北朝鮮を一定の管理下に置いて、核保有を認めるということはできるが、相対する韓国の安全保障、日本の安全保障をどのように考えるかという視点も欠かせない。韓国、日本が、簡単に認めることはなく、同等の軍事力を要求することは当たり前のことでしょう。

北朝鮮の後ろ盾である中国、ロシアと韓国、日本の後ろ盾である米国の力関係の変化、すなわち、米国の軍事力が圧倒的地位を持つものでなく、東アジアでの力での均衡が崩れかけており、北朝鮮の核保有を認めることは、米国が、東アジアからの撤退を余儀なくされるということである。

米国の立場に立てば、韓国、日本の軍事力強化核保有を前提に、中国、ロシア、北朝鮮の連合体に対応しようとするのは、理解できる。トランプ大統領の日本、韓国、中国訪問は、北朝鮮問題を超え、米国と中国の東アジア軍事力競争の神経戦に突入する前触れではないか。国民同士の反目が燃え上がると、始末に負えなくなる。中国が北朝鮮の後ろ盾として、どのような対応を選択するか、極めて重要な局面にし差し掛かっているとみなすべきでしょうか。
No.3
84ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
。  国際問題で、世界で最も権威のある研究所は外交問題評議会である。  現在この評議会会長リチャード・ハースである。元国務省政策企画局長である。国務省政策企画局長はそれぞれの時代で最も識見のあるとみられる人物がこのポストについている。  彼が、「北朝鮮にどう対応するか「北朝鮮の核開発プログラムからの10の教訓( Ten Lessons from North Korea’s Nuclear Program )」という論評を発表した。「制裁は功を奏しない、現在の情勢下では北朝鮮が核開発とミサイル開発を行うのを止められない」という論評が発表されている。すでにこのブログで紹介したが、再掲する。  。 1事実関係「北朝鮮の核開発プログラムからの10の教訓( Ten Lessons from North Korea’s Nuclear Program )、「 Project Syndicate
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。