日本企業の生産性がとても低いというのはよく知られています。ブラック企業に代表されるように、時間や根性で無理矢理問題を解決しようとする傾向があります。さらに同僚ふくめ従業員を家族のように扱うことでお互いに遠慮したり引け目を感じて休んだりできないようにするのも問題です。

個人の能力というのは限界があります。それ以上の成果を求めるのは無理があります。一時的な無理であればできるかも知れませんが、恒常的になると必ず破綻して体を壊したり、精神を病んだりします。

そうならないための考え方として「できることを全力でやる」をお勧めします。

できることしかしない、ただし全力で

日本企業の生産性の低さは、急いでも結局残業するのでムダだと思っているところにあると感じます。生産量は諸外国と比べて大差はないはずですが、能率が非常に低いです。

限られた時間(8時間)を精一杯使って仕事を達成しなければなりません。そのためにはムダを徹底的に省くべきです。朝席についてから、夕方席を立つまでぎりぎりまで全力で仕事に取り組むべきです。