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changeさん のコメント

北朝鮮の戦略的手詰まり感が漂う。

対米は戦うことが目的でなく、国家として認めさせることが最重要事項であるが、米国は簡単に北朝鮮の思い通りには動かない。対米と同じように、日韓にミサイル攻撃能力を誇示すれば、抑止力が重視され、日韓の軍事能力が強化され、思い通りに進まない。本来、日米韓は、北朝鮮の敵国でなく同じ経済圏で商売をしたい仲間であり、仲間を攻撃するような発言は、北朝鮮にとって何らプラス要素になるものではない。

以前、ロシアから北朝鮮と韓国の2国間交渉を提案したとき北朝鮮は断ったが、今回は、北朝鮮がかなり前向きに動いている。動いているというより、動かざるを得なくなっているのでしょう。核放棄しない限り、米国だけでなく、ロシア、中国も北朝鮮と外交交渉を進めるわけもなく、米国との交渉如何に北朝鮮の命運がかかっているといえるのでしょう。その前座的役割が韓国の動向であり、北朝鮮と米国、ロシア、中国を結び付けられるかであるが、非常に困難であり、北朝鮮の打つ手がなくなっていくのではないか。経済的にかなり厳しい制裁を受けているだけでなく、軍事的に中断している合同演習が再開されると、金正恩体制も、国内をまとめていくうえでも、いつまでも非常事態を続けられるわけもなく、対応に苦慮することも考えられる。
No.4
82ヶ月前
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A: 事実関係 【 AFP =時事】(更新)北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、平壌で首脳会談を行うため韓国の文在寅大統領に訪朝を要請した。韓国政府が 10 日明らかにした。 韓国大統領府の報道官によると、金正恩氏の妹で高官級代表団の一員として韓国を訪問し文大統領と会談した金与正党中央委員会第 1 副部長が金正恩氏の親書を渡した。親書には、金正恩氏は南北関係改善を望んでおり、「可能な限り早期」の首脳会談を望んでいると書かれていたという。 B: 評価 1:短期的評価 ・韓国にとって、平昌冬季五輪を無事終わらせることは、国際的評価を勝ち取るため、是非とも必要なことであるが、この期間中、北朝鮮が妨害工作を行わないことが強く求められていた。  そうした中、北朝鮮の選手を参加させ、ホッケーなど統一チームを作り、北朝鮮も参加に意義を持たせ、妨害行動をなくしたのは、文大統領として成功である。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。