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changeさん のコメント

「高等教育無償化を明示する規定は見送る」というのは、当然のことでしょう。

教育問題では、大学はどういうものにしたらよいかという根本での見直しが必要でしょう。「国公立と私立の教育分野の重点的すみわけをどうするのか」とか、「小中学の基本的理解が欠ける学生は、大学でなく、専門的教育で実学を重視して行く」とかの大学の質問題を問うてから、無償化問題を議論していくものでしょう。憲法改正を遂げるための甘い汁のようなことをすべきではないでしょう。日本の教育をこのような堕落した考えで進められては、たまったものではない。冗談もいい加減にせよといいたい。

憲法改正はあくまでも、必要性を堂々と説き、国民の判断にゆだねるべきでしょう。米国の関与を薄め、日本の主体性を確保するためには、改正問題を避けていくことはできない。
No.7
83ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
今次憲法改正の主眼は「自衛隊を米国戦略のために海外で戦闘できるようにする」ことを目的とした九条改正にある。 それが焦点になって、国民の反発を招くのをおそれ、かつ少しでも改憲に賛成する人々を増やそうと教育問題を持ち込んできた。 「教育無償化」を書き込むなら、それは一つの考えだ。それは見送るという。その代わりに「教育環境を整備するため、国の努力義務」を書き込むという。 努力することを義務付けると言ったって、何も実現しなくても「努力している」と言えばいい。 余りにも茶番だ。 事実関係 「教育条文案、「無償化」見送り=国に努力義務―自民改憲本部」時事通信 自民党憲法改正推進本部(細田本部長)は 21 日の全体会合で、教育の充実に関する改憲条文案を大筋で決めた。 教育の環境整備に向けた国の努力義務を明記した。昨年の衆院選で改憲項目の一つに掲げた「教育の無償化」の文言を
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。