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フレデイ タンさん のコメント

ユダヤ人で大科学者でもあるアインスタインとこれまたユダヤ人でもあり偉大なる芸術家でもあるチャーリー・チャプリンの二人が日本人に対して全く同じフィーリング(日本人に好感を持って居る)を抱いているのに驚かざるを得ません。実は二人に共通するのはもう一つあって、政治の右傾化に対しては激しい嫌悪感を有していることです。良識とはそういうものでしょう。

両人はほぼ同世代で日本がまだ伝統的な美風を保っていた時代に日本に直に触れています。特にアインシュタインは科学者ですから、すばやく日本人の生き様に生活の芸術化を発見することが出来たのだと思います。

日本の敗戦後の世相は、一見したところでも、生活の芸術化とはほど遠いものです。米国の植民地主義をマネしてお隣の半島や大陸に侵出し経営に乗り出したが、挫折し、敗北し、米国に支配され今日に至っています。今に至っては「生活の芸術化」のひとかけらもありません。それはまさしく西欧との出会い、というより、西欧(この場合、米国)に支配されたからと言えましょう。
No.2
80ヶ月前
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自然②自然と一体―アインシュタイン アインシュタインは一八七九年生まれ。一九二二年日本を訪問。 ・われわれは静かに生活し、熱心に学び、親しげに微笑してくる多くの日本人を目にします . 誰も己を出さず、その微笑の背後に隠されている感情を見抜くことはできません。そしてわれわれと違った心がその微笑にあることがわかります。 ・私のような異国の人間にとって、日本人の心に深く立ち入るには容易ではありません。け れども人間同士の直接の体験が欠けたことを芸術の印象が補ってくれました。日本では他 のどの国よりも豊潤にまた多様に印象付けてくれるのです。ここで「芸術」というのは人間の手で創作しているありとあらゆるものを意味します。  この点、私はとうてい驚きと感嘆を隠せません。日本では自然と人間は一体化しているよ うに見えます。この国に由来するすべてのものは、愛らしく、朗らかであり、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。