• このエントリーをはてなブックマークに追加

oldjapさん のコメント

中国側から尖閣諸島問題を棚上げしようという提案があったことは両政府は同意しているとすれば、そのとき、日本側がどうしたか否かは取り立てて大騒ぎすることはないでしょう。なぜかと言えば、その提案があった後に、両者の代表は酒を酌み交わし、本来の目的である条約に署名捺印し、条約は成立したのだから。今になって同意しなかったというやつは馬鹿だが、それを取り上げて、鬼の首をとったようにはやし立てる日本人もあまり利口者ではないでしょう。
No.4
143ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
尖閣諸島について、棚上げ合意があったかなかったか、これによって方針は大きく変わる。 今日、尖閣諸島の棚上げに関しては、中国側が主張したけれども、日本側が合意したことはないという立場である。  しかし、これは事実に反する。  政府は嘘を言っている。  何故、嘘をついているか。これこそ問題である。  元外務次官栗山氏は2012年12月『アジア時報』において「尖閣諸島と日中関係―棚上げの意味」という一文を寄せている。 ・1972年7月田中内閣誕生当時、外務省で条約課長の職にあった、(注条約締結の実務的責任者)。 ・中国の真意を知る上で最も参考になったのはいわゆる「竹入(公明党)メモ」であった。  筆者が注目したのは「尖閣列島の問題にも触れる必要はありません」との周恩来首相の発言であった。 ・尖閣の領有権問題が正常化交渉の対象になれば、日本側は当然譲歩するはずがなく、中国側も降りる訳にいかないから、この問題を巡っ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。