changeさん のコメント
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A: 事実関係<社説>首相サンゴ移植発言 フェイク発信許されない(琉球新報)
安倍晋三首相がNHK番組「日曜討論」で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移している」と、事実と異なる発言をした。一国の首相が自らフェイク(うそ)の発信者となることは許されない。
NHK解説副委員長の質問に対して首相は、土砂を投入している区域のサンゴは移植しており、砂浜に生息する絶滅危惧種を砂ごと移す努力もしていると述べた。これらは事実ではない。
現在土砂が投入されている区域ではサンゴの移植は行われていない。埋め立て海域全体で約7万4千群体の移植が必要で、終わっているのは別の区域の9群体のみだ。他のサンゴ移植は沖縄県が許可していない。砂ごと生物を移す事業も実施していない。
首相の発言は準備されていたはずである。簡単に確
J-CASTの取材に対し、沖縄県水産課は、埋め立て予定地には他に約7万4000群体があるとの防衛局の調査が出ているが、辺野古地区でなく岬の反対側の大浦湾地区にあるという。このうち約4万群体については、県は埋め立て承認の撤回で国の申請を不許可にしている。これに対し、防衛局が12月6日再申請して19年1月7日現在審査中。
沖縄防衛局広報担当者は、「埋め立て移植は終わっていない」が、埋め立てをしている辺野古地区については、「発言に間違いはない」と言っている。また、辺野古地区の砂浜には巻貝や二枚貝など絶滅危惧種があり、それは熊手などで砂ごとすくって近隣の砂浜に移動させたとしている。
県水産課も防衛局も嘘の情報を安倍首相に伝えてはいないようである。埋め立てを実行している辺野古地区と大浦湾を実務者は分けて考えているが、移設反対者側は、分けて考えるのでなく一体的にとらえているといえるのではないか。
物事は一方的見方でなく両サイドから見るべきものでしょう。
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