• このエントリーをはてなブックマークに追加

ゲストさん のコメント

こんばんは。アメリカのチャートを見ていますと、良い音楽がちゃんと売れてもいる率が日本より圧倒的に高いことが凄いです。個人的に良いと思っているもので恐縮ですが、今年ですと、ソランジュやビリーアイリッシュの新譜が超聴かれた。日本の文化全般の状況は謎が深いです。
スパンクスが信じられないくらい売れたら、パンを買ってODの衣装とボスのカツラを新調して、それで余ったお金でDCPRGのアルバムを!ボスとODによく似た人がやってるバンドらしいよ、ということで信じられないくらい売れるかもしれません。二毛作。
No.7
59ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
     「ここんとこの良いもの(売れないだろうな)」      まあもう、<良いものが売れなくたって普通>という時代が、なんかいつの間にか終わって、いつの間にか再開した感じですが、今日、金原ひとみさんの最新作「アタラクシア」が送られてきて、これもう普通に素晴らしいです。    なんでだろうなあ?僕、国文学はもうまったく読めなくて、ディスじゃないですけど、友人に勧められて買った西加奈子さんとか、文字が入ってこないんですよね頭に。僕の文学読みの能力がダメダメなんでしょう。    とにかく僕、ここ50年の日本の小説は、コンスタントに読めるのは筒井先生、小林信彦先生、京極夏彦先生、高橋源一郎先生、水村美苗先生、矢作俊彦先生、で手いっぱいで、(蓮見先生の「伯爵夫人」、小説家再デビューの北野武先生は特例として)、自分より年若い先生方のは、中原昌也さんと金原ひとみさんしか読めないんですよね。このお二人のは、喉が渇いてる時の水みたいにゴクゴク入ってきて、あっという間に飲み干してしまいます。どれもすげー面白い(壇先生のは、ゴクゴク入ってこなけど、異物感や、すげえ知己があるとか、やっぱり例外的な小説家ですが)、日本語の文学には素晴らしい可能性が満ち満ちている、と思わせられます。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。