• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

前の孫崎さんのご投稿時、同じ日経の記事であるが、国際収支と孫さんの会談記事を目にして、一通り読みました。

日本の経済をどのように見るかであり、米国のように競争の原理に従っていくのも一つの選択である。米国は生産財、消費財の時代から金融の時代に移り、富の集中を進めてきたが、中国が生産財・消費財の拡大を図り、経済規模が米国を凌駕する時代に変わり、生産財・消費財に再注目をし始めて米中貿易戦争に突入している。日本は米国を見習って競争原理を再構築するか、あるいは、現在保有している個人資産1860兆円、民間企業資産1166兆円だけでなく海外投資、利息、配当などで年間20兆円の収入があり、方向性の選択は国民にかかっている。

世界のなかで、日本独自の道を目指そうとすれば、米国の制約を除き、米国に従属した姿から脱皮しなければならない。
憲法改正しなければ、米国の呪縛から脱皮できず、残念ながら、競争の原理から距離を置いた現状主義を肯定しなければならない。米国従属を肯定し憲法改正せず、米国・中国に伍していこうとしても制約が多すぎて無理な話である。
No.2
62ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
転載・孫正義氏、日本を憂う「このままでは忘れられた国に」 日経ビジネス ──孫さんはたくさんの海外の会社を見ています。日本の現状をどう見ていますか。 孫正義氏(ソフトバンクグループ会長兼社長、以下、孫氏) : 非常にまずい。 世界は急激に動いています。米国は依然として技術革新は進んでいますし、中国は巨大化し、東南アジアも今急拡大してきている。それなのに、若いビジネスマンは国外に打って出るんだという意識が非常に薄れてしまっています。留学生もひところに比べて急激に減っていますよね。日本のビジネスマンがもう草食系になってしまった。それでは活力になりません。僕は、教育や思想的なものが非常に問題だろうと思います。 それから 1980 年代、 90 年代ぐらいまでは、日本は電子立国と言われ技術で世界を引っ張る力がありました。その勢いは全くなくなって、 技術的な面で日本が世界のトップを取っている分野はどんどん減ってし
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。