• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

米国の動向は素晴らしいといえるが、一方の中国の動向が気にかかる。

数日前の報道では、東京のマンションなどの住宅に空きが出始めているという。中国人が投資用に買い上げた住宅が売りに出されているようだ。日本が世界の不動産を買い上げてバブルがはじけた当時と同じ現象が出始めている。中国では住宅必要戸数を上回る住宅を建設し、地方で特にひどいようであるが、壊せば金がかかるので、野ざらしになっているようだ。

中国企業債務残高2008年に31兆元(480兆円)が2018年には136兆元(2100兆円)へ4倍を超える残高に増えている。バブル期の日本に相似している。さらに大きな問題は、136兆元の3割は、特別目的会社(SPC)の借金であり、企業の利払いが7兆元をこえ121兆円になり、実にGDPの8.6%に相当します。

不良債権処理を先に延ばすことはできるが、延ばせば、企業活動がかなり制約を受け、やりたい事業ができないというジレンマに陥ってしまう。中国政府のかじ取り一つであるが、かなり危ない橋を渡っていくことが予想され、来年の経済動向は中国如何にかかっているのでしょう。
No.2
59ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
米国は政治的には現在混乱の極致。共和党支持者はトランプ大統領を全面的に支持し、民主党支持者は弾劾されるべきだと思っている。  だが経済を見ると好況が続く。悲観論者に論点はあるが、確実に不況に入るということが明確であるわけでもない。 A: 事実関係 「本年、米国人が得た最高の贈り物は何か、良い経済」ワシントン・ポスト The best gift Americans got this year? A good economy. Megan McArdle ・ マスター・カードによれば、この(クリスマス)休日期間、消費脈、購買意欲( SpendingPulse, )は昨年より 3.4 %上昇。昨年は前年比 5.1 、一昨年は 4.9 % , 経済は不況ではない。 ・ 現在米国歴史で、最長の経済拡大。指標はこの成長の果実を示している。それは単に小売りだけでなく、消費者自信、強い雇用、破産率の低下である。確かに分配は平均
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。