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changeさん のコメント

複雑な国際情勢があり、どのように対処するか非常に難しいが、9割の石油を中近東に依存している以上、安全を確保するため、日本独自の派遣は、最善といえないまでも、考えられる中では、ベストといえる。

6月13日、オマーン湾で日本とノルウエーのタンカーが攻撃を受けた。イランに安倍首相が訪問したときの事件であり、本質的にはイランと米国双方の直接的攻撃は考えにくい。イランと米国と同盟関係にある国の関与が一番妥当な見方ではないか。

派遣場所も、ホムルズ海峡やペルシャ湾内でなく、オマーン湾などであり、妥当な場所といえる。確かに安全確保とは言うより情報収集活動といえるかもしれないが、日本は日米安全保障条約の制約下にあり、その任務が間違いということはできない。日本の海自護衛艦を攻撃する国がないとは言えず、攻撃に対するリスクが消えない。だからといって、海自護衛艦を派遣せず知らん顔しているわけにはいかない。
No.2
51ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係 日経新聞「 海自護衛艦、中東へ出航  2 月下旬から情報収集活動 、首相「 日本船舶の安全確保、重要な責務」 中東海域で情報収集にあたる海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が 2 日、横須賀基地から出航。安倍首相は出国行事で「日本関係船舶の安全を確保することは政府の重要な責務だ」と訓示。 2 月下旬から防衛省設置法に基づく「調査・研究」を実施する。すでに任務に就く「 P3C 」哨戒機とともに本格的な活動が始まる。 護衛艦「たかなみ」には約 200 人の海自隊員。首相は「情報収集任務は、国民の生活に直結する極めて大きな意義を有する」と述べた。 護衛艦と哨戒機は 2019 年 12 月の閣議決定を踏まえ、オマーン湾とアラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側の 3 海域の公海で治安情報などを収集する。ホルムズ海峡やペルシャ湾内は活動海域に含まない。 首相はオマーン湾などの海域について「日本で消費する原油の約 9 割が通過する。国
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。