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M.Oさん のコメント

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M.O
NHKの朝ドラ『エール』で戦時下のキナ臭い世相が描かれる段階になりました。
それらの描写が現実に即したものであったかという考察はここでは一旦置いておくとして――
現在の世相に重なる要素が散見され、図ったかのようにタイミングが良いと感じます。
婦人会の雰囲気は自粛警察やマスク警察、音楽教室が疎んじられているのは文化や娯楽に対する「不要不急」の烙印押し、そして当局による言論統制。
主人公の義理の姉・吟が、日常生活では普通の会話をするけれど、小説を書いている妹の梅が「表現の自由」について言及すると、途端に能面のような怖い表情で「お国のために国民が一丸となって」と訴える場面に、自分としてはリアリティを感じました。
演じる松井玲奈は見事だと思います。

また、戦意高揚の作曲で大忙しとなっている主人公・裕一が、ドキッとさせられるセリフを吐いていました。
妻が開いている音楽教室に通っている少年から「仕事、楽しいですか?」と聞かれた時:
「楽しいかどうかはよく分からないけど、必死になってやんなきゃならない」
馬具職人の修行をしている梅の婚約者・五郎から「戦意高揚の曲ばかり作らされてますが、他の曲も作りたいと思わないですか?」と聞かれた時:
「求められれば、最大限に応えなきゃならない」
この辺はまだ常識的な認識が歪む前段階なのかなと思うのですが、疑うことなく突き進んでいったのが今のマスコミ関係者なのかな、と。
当初は「公」のために必死になってたのかもしれないけど、途中で「ちょっと違うんじゃあないか」と振り返ることができなかった。
今となっては、おかしいと感じていても言い出せないという関係者も一定数存在するのではと想像します。
今後の裕一の認識がどのように推移するのかが注目です。

『エール』を見ることで、コロナ脳の人たちが自己を客観視し、少しでも正気を取り戻してくれればいいなと思うのですが、果たしてどうなのでしょうね。
No.183
50ヶ月前
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第373号 2020.9.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…『ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論』が発売されて、1か月が過ぎた。扶桑社に寄せられた「愛読者カード」が届いたが、それを見て驚いた。近年まれに見る量で、しかも書かれている感想が、どれも半端ない熱さなのである。人々はコロナ騒動の中、職場や家庭において、どんな思いで生活してきたのか?それがわかる「愛読者カード」を紹介しよう。 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…日本では今年6月まで「例年よりも自殺者数が少ない」と言われていたが、7月になってから増えはじめ、男女別で見ると、特に女性の自殺者が昨年よりも増えはじめている。「コロナに感染しない、させない」というような文言を盾にして経済を滞らせ、人々に通常の生活を送らせまいとしている状況下で進行している現実とは何か?そして、スウェーデンの最新情報と、テグネル博士の最新インタビューも必読! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!マスコミが首相の私的な好みなどを伝える必要はある?小室圭氏を誹謗中傷している人々は、小室氏から訴えられる可能性を考えないの?違法薬物に手を染める人達は「個」が弱い?コンビニ等でのトイレ・ゴミ箱の使用禁止や、エアータオルの禁止などは感染予防に意味があるの?岸部四郎さんと芦名星さんについての思い出はある?石破議員はどうして自民党内で嫌われているの?キン肉マン騒動をどう見ている?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第390回「『コロナ論』の反響」 2. しゃべらせてクリ!・第330回「ぽっくんパニック!恐怖の人食いワニ襲来ぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第184回「“感染しないこと”だけが正義の日本と、スウェーデン最新情報」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第390回「『コロナ論』の反響」 『ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論』が発売されて、1か月が過ぎた。といっても、そのうち11日間は品切れで買えない状態だったわけで、それが実に悔やまれる。  わしはこの本が10万部売れれば世の中は変わると言ってきたが、それはまだまだ先というのが現状だ。  そんな、ちょっと気落ちしそうな時に、扶桑社に寄せられた「愛読者カード」がわしのもとに届いたが、それを見てわしは驚いた。近年まれに見る量で、しかも書かれている感想が、どれも半端ない熱さなのである。  扶桑社の愛読者カードは、感想を宣伝に使用する際に本名で載せるか、あるいは匿名か、ペンネームかを選んでもらうようになっているが、本名で載せていいという人もかなりいて、それにも驚かされた。  これを読んで、わしの闘志にはさらに火がついた。  わしだけが読むのではもったいない感想があまりにも多いので、今回はその中から一部を紹介しようと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  2日間で一気に読みました。  最終章の内容、そして「経済の方が命より重い」の言葉に感涙しました。  エンタメ業に生きがいを見出している者としては、辛い毎日が続きますが、ここまで踏み込んだ表現をされるとは思ってもみませんでした。 「文化」を担う「現場」の人間の気持ちを代弁していただいたことには感謝の言葉しかありません。  おかげでマスコミに心を乱されることなく、仕事に邁進できます。ありがとうございました。 (M.Oさん/大阪府・47歳男性・アルバイト)  ステイホームが出来ない零細インフラ関係企業経営の、いわゆるコロナ弱者です。日々データを見て報道や世の中の空気に大変な違和感を感じていました。  普段感じていて家族や親しい友人にだけ漏らしていた「本音」をコロナ論では余すことなく語ってくれました。  世の中の「空気の支配」に抵抗して声を上げていくことで自分の生活基盤を脅かすのではと思い、声を上げることを躊躇していました。でも、このままでは我が国の存続そのものが危うい。少しでもこの空気感への抵抗になればと願ってやみません。読ませていただいて本当にありがとうございました。 (渡辺弘輔さん/新潟県・42歳男性・自営)  よしりん先生、私のクリニックも今回のコロナ騒ぎで37度の微熱→念のためPCR検査を!!という患者がいて困りました。正しく恐れることを説明するのは本当に難しい。この本はモーニングショーに出てくる疫学を弄する医学者を斬り捨てるのみならず、「自然免疫」と「獲得免疫」まで科学的に解説してあるので、すばらしい。  漫画の発信力はつまらんTVよりはるかに強い。  当院の不安がる患者の教科書にしたい!! (西村正さん/兵庫県・71歳男性・医師)  とても共感しました。私は看護師をしており、感染者差別が何より恐いです。娘もいるので、自分が感染したら学校でフクロ叩きに遭うのか…など、職業柄、職をバラされて…など、自粛ぎみになっています。でも本当はよしりんさんのように思っています。早く指定感染症2類から転落し差別をなくしたいです。医療関係者は外食もしてはいけないの!? (まりんこさん/愛知県・40代女性・看護師)  小学5年生の息子が、突然の長期にわたる休校で、心を病みかけました。「ステイホーム」という言葉は二度と聞きたくない、と小林先生と同じ事を言っています。 「自粛」の弊害は本当に大きく、しかも今もまだ続いています。『コロナ論』、多くの人に読んでもらいたいです。息子がテレビの煽り報道を嫌がるので、我が家はこの半年テレビを一切観ていません。 (北海道・47歳女性・公務員) 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!