santafede33さん のコメント
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小鳥国での出張が終わり、一ヶ月ぶりで帰ってきた。2次元の強さはなかなかなもので、本当にある小島に(僕はニューカレドニア以外、「小島」に行った事はなく、銚子市というのは事実上は「離れ小島」なのだが、旅行先ではない)旅行に行って、帰ってきた感じがする。今は荷を解いてホッとしている。世界には春が来た。
花粉症はもう、笑うぐらいに酷いのだが、逆に言えば、笑っていれば良いので、まだしばらく同じ薬でゆこうと思う。授業中に「テンションという言葉の意味は、元々高所と緊張を漠然と併せ、、、へ、、、、へ、、、、、ヘ、、、、、、、、、、ヘーキシ!!失礼、漠然と併ヘーキシ!ヘーキシ!ヘーキシ!!ヘーキシ!!ヘーキシ!!、、、、、併せた言葉ですが、大衆音楽理論に於いては、高低は関係なく、例えば2度でも9度でも、ベースよりも下でない限りは全て9ヘーキシ!!ヘーキシ!!ヘーキシ!!!、、、、ヘー、、、、、、へー、、、、、、、、、、、へー、、、、、、、、、、、へー、、、、、、大丈夫、、、へー、、、、、へー、、、、、、、、ヘーキシ!!ヘーキシ!!ヘーキシ!!ヘーキシ!!アッフンヘーキシ!!ヘーキシヘーキシ!!ヘーキシ!!ヘーキシ!!ヘーキシ!!ヘーキシ!!あははははははははははは」という事が起きても、生徒も自分も笑っている(花粉症であることを知られているので)。
「君って、運動神経いいけどさ、昔、何かスポーツやってたの?」
「私が昔の頃、近所に住んでいた人に野球を教えてもらってたの。ルーベンっていうんだけど」
「へぇ」
「あだ名は、チノなんだけど(注:当国では縮れ毛のことをチノという)。それで、ルーベンがいないと野球用具がないから、その時はキックベースをしてたわ」
「そうなんだ」
「でも、ある日からパッタリ、ルーベン来なくなったの」
「そっかぁ」
「殺されたのね」
「え?」
「え?」
「殺されたの?」
「殺されたでしょ」
「へぇ」
昨日聞いた、当国でのとある会話2
「それで、村には一面のバニラ畑があって、村に到着するとブワッと匂いがすごいわけよ」
「へぇ」
「バニラって、虫が結構つくし、大変なの。作るのが」
「なるほど」
「あの絨毯みたいなバニラ畑……それで、その後、私のお祖父さんの時代に、ヨーロッパ人がやってきたわけ。彼らはバニラが欲しいから。それで、受粉の仕方を教えてくれて(以下、受粉の仕方説明)……そうして教えてくれて、みんな死んだの」
「死んだ?!」
「蚊とか、デングみたいな何かね」
「へぇ、そうですか……」
「でも、大半はね……殺されたの」
「え?」
「え?」
「殺されたんですか?」
「鍋の中に、お金を隠してた人も多かったわ」
「鍋の中!」
「でも、それも全部盗まれて……」
「そうなんですか」
「でも、まだ鍋の中に残ってるかも……」
「へぇ」
当国で、話のサゲは、ほぼ殺人。
その後、親戚と集まって話をしたのですが、近所の行きつけのタコス屋の旦那、
並びに、姪っ子の先生がCovid-19で亡くなっていました。
最近、死ぬ人が多くて困ってる、というのが話題の中心になりました。
教会も遂にシステム化され、教会に電話をかけると、ガイダンス音声が始まり、
死亡の方は1番、ミサの方は2番、洗礼の方は3番のボタンを押してください、とガイダンスが流れます。
ちなみに、どの番号を押しても、最終的には誰にも繋がりません。
親戚の家からの帰り道、真っ暗な大通りを走りました。
「暗いなぁ。この街、緊急事態宣言中じゃないよね?」
「治安が悪すぎるからでしょ……」
「……」
先日、サンペドロスーラ(ホンジュラス)の殺人率を抜いたらしいわが街は、野犬と自転車に乗る若者たちだけが、暗闇で弄り合っておりました。10年前は、普通の街でした。
(先日書きましたミイラカトリシズムは、当国での生活とバザンとエルサントからインスピレーションを得た造語です)
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