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ゲストさん のコメント

菊地さん、DCPRGライブお疲れ様でした。以前コメントで、兵隊ヤクザと社長シリーズを夜更かしして見たら、寝坊してチケット取り逃がした者です。菊地さんの、身を切る大盤振る舞いで無事東京のライブで叫び踊り狂いました。以前、芸大での特別講義で菊地さんが音楽でアイオーン時間を発生させることを目標にしていると仰っており、自分でもユングやドゥルーズ著作などで調べるようになりましたが、菊地さんほどアイオーンという概念を掴めていません。自分は音楽に関して無教養で楽器を習ったこともないんですが、音楽の演奏を通じれば、このアイオーン時間がつかめるでしょうか。ご回答いただければ幸いです。
No.46
45ヶ月前
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 もう解散したので、バックヤードの話を少々しても良いだろうと思う。バックヤードの話のが演奏よりも、時間換算して数千倍あるのは言うまでもない。僕はステージ上でオルガン弾いたり、指揮したり、最近はカウベル叩いたりしているけれども、最も細心の注意を払っているのは実はタイムキープだ(因みにぺぺでも)。    コロナ以前の世界でも「もう、やりたいだけやっちゃいましょうよ」なんて言う粋な計らいをするクラブはなかった。全ての楽団は充てがわれたランニングタイムを遵守しないといけない。    増してやコロナ禍の中では、完全撤収時間が厳格に決められるようになり、「やりたいだけやり切って、尚且つ時間は守る」というライブショー・ビジネスの基本が、さらに厳しいものになった。<会場を借り切って、無観客配信>というのは、僕はやらないが、アレだってさすがに家飲みみたいにはいかないだろう。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。