菊地成孔さん のコメント
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しばらくライブがないのだが、ペン大、美學校、各々の新学期が5月スタートになったので、それの準備をする。ペン大内での大学院修士課程から博士課程に進む生徒さんの進路指導、美學校からペン大に編入される生徒さんへの編入の案内などを書くだけでかなりの時間がかかる。要綱の下書きがないし、どのクラスがどういう内容で、どういう状況にあるか、対象者の立場別に、5種類書かないといけない。さっき全部書き終えた。昨年の倍ほどの生徒数を、5月から相手にしないといけない。非常にワクワクしている。
話は変わるが、ジャズオリエンテッドな「菊地成孔クインテット」と、ポップスオリエンテッドな「菊地成孔ソロ」の準備にも入った。どちらもバンドとして、すべて生演奏で行うことを最低条件としている(5月の晴れ豆、菊地クインテットでも、「キスのやり方」「インベーダーゲーム」等々、ポップな曲もやりますが)。
ソロの方のプレー
いやいやいや笑、僕がキスが好きだとか、キスをやめたくないなんていうのはですね、これは単にフロイディアンとしての、用語の説明に過ぎませんが笑、「潜在意識」とはとても言えないです笑、わざわざ「キスのやめたかを教えて」という曲を作るのは、「顕在意識(もしくは「意識」)」と言います笑。
あの曲を聴いて「ああ、この人はキスが嫌で嫌でしょうがないのだな、だから<やめ方を教えて>などと言うのだ」と思い込む人がいたら、それこそ、諧謔やレトリックが通用しなほど、潜在意識に何かがあるとしか言いようがないでしょう笑。
僕の潜在意識が、顕在意識=意識とコンフリクトを起こし、失錯行為や錯誤が起こって、結果「素敵」になっている例を挙げるとしたら、これは自己分析なので予め確度は低いですが、例えば僕は「naomin」と言うお名前から、「直美 / 奈緒美」等々を連想して、女性だと想定しておらず、今の今まで男性だと思っていました(実際にどうかはわかりませんが、僕がどう思うか?と言う話です)。これには潜在意識が働いていると思いますね。愛しています。
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