うにさん のコメント
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しばらくライブがないのだが、ペン大、美學校、各々の新学期が5月スタートになったので、それの準備をする。ペン大内での大学院修士課程から博士課程に進む生徒さんの進路指導、美學校からペン大に編入される生徒さんへの編入の案内などを書くだけでかなりの時間がかかる。要綱の下書きがないし、どのクラスがどういう内容で、どういう状況にあるか、対象者の立場別に、5種類書かないといけない。さっき全部書き終えた。昨年の倍ほどの生徒数を、5月から相手にしないといけない。非常にワクワクしている。
話は変わるが、ジャズオリエンテッドな「菊地成孔クインテット」と、ポップスオリエンテッドな「菊地成孔ソロ」の準備にも入った。どちらもバンドとして、すべて生演奏で行うことを最低条件としている(5月の晴れ豆、菊地クインテットでも、「キスのやり方」「インベーダーゲーム」等々、ポップな曲もやりますが)。
ソロの方のプレー
最後の2年は演奏が凄すぎて、これ以上凄くなったらどうなってしまうのか?と思ったので、残念すぎる一方で、ある意味解散は納得できるものでした(ラジオデイズでおっしゃられていたとおり、2002〜2003年の謎めいていたり欲望が鼓舞されるような感じのだった頃も別の意味で凄すぎたと思っています。的場さんというプロデューサーがヤバかったと何度か書かれていた記憶がありますが、自分にとってはあの音楽の雰囲気と謎の人物としての的場さんの存在が不可分になっています)。
特にキャッチ22は(360度ミックス?が7枚組のオマケになるというプランもあった通り)自分の周り全体が変化し続ける音空間に入り込んでいるようで、なおかつ過去最高にグルーヴィーな演奏だったように感じました。音源化されることが本当に嬉しいです(ちなみに7枚組の製品写真を見たら、タイトル表記のplay mate at hanoiがplay mate in hanoiになっていました。誤植でしょうか?)。
コロナ禍の展開の意外性の無さというのを、政府の政策と市民の意識の混合物の展開への見解ではなく、文字通り誰にも予想できない天変地異としてだけ捉えられているようで、やっぱ凄いというか、ラジオデイズで言われていたエビデンス主義のマヌケとは違う次元で考えられているのだなぁと感じました。ノーガードで自転車に突っ込まれないでほしいですが‥笑
坂本龍一さんの「音楽の計画」は『BGM』の中でも大好きな曲です。ラジオデイズで言われていた、最近のアカデミズム寄りの音楽家の人々も坂本さんの業績を超えれていない、というのは私には分からなかったのですが、この曲の時期の坂本さんの曲を指しているのでしょうか?(汎用性の高さと音楽性の高さの両立という意味で超えられていないという意味でしょうか。『Async』のような作品の凄さとはまた別で、というか)。
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