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りゃんさん のコメント

>>9
こんにちは

>>西側のアフガン政府に対する支援は、かなり徹底していた。
そのとおりです。そして中国もまた、多額の投資をしていたんですよね。そして先月28日に王毅とタリバン代表との会見がありましたが、同じころ、習近平は政権側(すでに前政権側というべきか)とコンタクトをとっている。どっちに転んでもいいように保険をかけていたとおもいますが、その後の展開が中国にとっても速すぎたんだとおもいます。

中国は、一帯一路政策ですから、アフガニスタンがどのような政権であろうと、懐柔していくしかない(どうしても懐柔できなければ侵攻)ですが、タリバンは原理主義者です。トップが中国と仲良くやっていても、それがイスラムの教えにとってどうかということが常に内部的にチェックされる。

この先どうなるかわかりませんが、ウイグル等をめぐる情勢が不安定になる可能性もじゅうぶんあり、そうなれば中国によるウイグル支配の不法を糾弾してきたわたしには、とてもよろこばしい。

今回の孫崎さんの記事は、無様な撤退についての米国内の反響ですが、この撤退のありさまにより米国の威信がさらに落ちたとおもいます。しかし、日本にとってのタイミングはベストだと感じています。中国はしばらくは西側にちからを傾注せざるを得ない。そうすると東側(台湾、尖閣)でことをおこすことはできない。しばらくといわず、ずっとその状態が続いてほしいとおもいますね。
No.13
38ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
   米国国民は、バイデン大統領のアフガンからの米軍撤退を支持している。  ただし、バイデン大統領等はカブールがこう簡単にタリバンに制圧されると想定しておらず、混乱を招く。特に米国人の撤退を大使館屋上から行う姿は、サイゴン陥落を彷彿させ、激しい批判を受けている。トランプはこれを攻撃。  米国大統領の支持率が下降中であり、支持が不支持を下回る可能性も出てきた。 A-1  アフガニスタンからの米軍撤退に対する世論調査 Quinnipiac 大学5月 18-24, 「バイデン大統領は9月11日までに全軍撤兵を決定したが、この決定に対し、 支持: 62 %、不支持 29 %、不明   9 %    A-2  トランプ元大統領の非難 トランプ前大統領は、支持者向けのメールマガジンで「バイデンは、アフガンで現在起こっていることの責任を取って、不名誉な形で辞任するべきだ。私が大統領に再選していれば、こんなことは起きなかった」と発言した(
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。