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ただしさん のコメント

 玉川徹とモーニングデマ、観ました。

 パネルコーナーの前から、気合が入っていました。
 8:15頃から、濃厚接触者通知を装った偽メールの話。
 からの感染者(ホントはPCR検査陽性者)急拡大で、検査キット不足が問題化しているとの話。
 医療従事者の女性や、3人の子供を育てるシングルマザーの女性が、顔にモザイクかけられて、キット不足についての医療現場の状況、家庭の現状を話します。

 8:29頃からパネルコーナーでした。
 今日のゲストは髪の分け目をハッキリさせた北村義浩。
 テッパンの日本地図を見せ、羽鳥がネチリと説明します。新規感染者(ホントはPCR検査陽性者)7万人超。おとといは初の8万人超だったことも言い忘れません。
 都は1万5895人で日曜日としては過去最多と。都の重症者は23人ですが、国の基準だと552人とここもネッチリ忘れず。死亡者1人。ここはアッサリ。自宅療養者は6万人を超えています。これはまたネッチリ。

 今の感染状況はいかがでしょうかと、北村へ聞く羽鳥。
 目が左右に泳く北村。『東京の伸び率や増加率は穏やかで、まもなくピークアウトを迎えると思うが、沖縄は毎日減りながらも減り方はゆっくりなので、ほかの地域を含めるとまん防を続けないと減少には辿りつけない』とのこと。

 満足の答えを貰えたらしい羽鳥、『は〜い♪』と上機嫌。
 1週間毎の増加率のグラフもテッパンのパネルにしている番組。前の週と比べ、増加率は減少しているとのこと。
『前の週との比率が引き続き減っていって欲しいと思います』と心にもないことを言う羽鳥慎一アナ。

 次に、パネルに尾身茂登場。

ミイラか

 失礼。
Γ○ペコッ

 尾身茂も含めた専門家有志が21日に出した提言を紹介します。
「早ければこの2週間でピークアウト」だそうです。
 そのすぐ下のパネルをネチッと羽鳥がめくり、尾身茂の発言を紹介。
「この1、2週間でピークアウトさるかどうかは予断を許さない」
「ピークアウト時期が当初予測より長期化するのでは」と。先週金曜日に発言したそうです。

21日やん

 同じ日やないか〜〜い!
 だいたい最初に紹介された発言も尾身茂含めた有志だったはず。

分裂してまんな茂はん

 精神分裂です。ミイラみたいな顔しているわけです。

 東京の新規感染者(ホントはPCR検査陽性者)を1週間毎に7日間平均で数値化し、前週比を倍率で示したグラフをネチッと羽鳥が紹介。
 1/2〜1/8が8.3倍、次の週が4.8倍、次の週が2.9倍、次の週が1.9倍と下がってきています。

 最後の週の1.9倍を指して羽鳥は、『1.9倍だから増加はしていることになる』と。その根拠としてか、ネチリとめくったパネルには分科会メンバーのインチキメガネ、舘田一博登場。「1を切らないと」だそうです。
 全体で見ると減っていることには目を向けないでいいのでしょうか。

 北村は『これは我々の2週間前の数値だ。だから、減ってきて次の週は0.9になるとか期待するけど、分からない』と。

2週間前、関係なくね?

 さらに北村、
『あの〜、やはりぃ、あの〜〜、なかなか予断を許さないってゆ〜のがやはり、どうしても少しずつ、その、ぉ、ぅ、ぃ、ゆるやかに…あの、その…伸び率が、まあ、下がってくんだけど、その下がっていく、度合いが、やっぱり、ん、ょ、りょ、ちょっと、甘くなってきたというかゆるくなってきてんので。来週0.これ9%に下がっ、0.9%になるかというとぉ、おそらく1.いくつになって、その次の週…ぅ、ぅん、あ、なんか、よく、よく分かんないという所ですよね。』

お前がよく分からんわ!

 だから尾身先生おっしゃるようになかなか予断は許さないって所だそうです、北村によれば。2月の半ば、2月10日位の所でピークアウトが北村予想だそうです。減少が3日続くかで判定してるんだそうです。

2週間ほんっと好っきゃなあ

 番組の冒頭、コロナ前に唯一やった可愛いコーギー犬のVTRを、玉川、羽鳥と共に満面の気持ち悪い笑みで見ていた良純。玉川と同じくリモートです。『今は検査が行き届いていないから数字も(本当か)どうか分からない』だそうです。

 ここで真打ち登場。寝グセ付きです。玉川は『沖縄を見ると上がりが急だったのに比べて下がりが緩やかなので、まだまだ状況は分からない』みたいなことを。どうしてもポジティブ人間にはなれないか、玉川徹。

 今日は山口は居なかったですね。

 次に、小池都知事や政府関係者がパネルに登場し、東京の緊急事態宣言について。病床使用率が50%間近と煽る番組は、出せの一点張りなのでしょうが、今回、小池も政府関係者も慎重のようです。
 どこが緊急事態やねんって状況ですからね。

 開口一番『出した方がいい』と北村。
 その前にどうでもいいことを長く喋った玉川を、『玉川さん、おっしゃったように』と2度も珍しく引き合いに出していました。知恵を付けたのでしょうか。
 第5波を皆さん思っているけど、どうたらこうたらと言った後、『3月には卒業式だったり謝恩会だったりあって』と、また皆が集まって盛り上がるから危ないとも言いたげでした。
 何となく、私的な怨念を感じます。

『非常事態宣言』なんて言っちゃっても誰からもツッコまれない良純。
 政府は7月の選挙を意識しているんじゃないかと、定番のロジックを語る玉川。
 玉川は『2年前から若い人にとってはそんなに重くならない病気でしたが』なんちゅーこともサラッとシレッと言ってのけていました。

 緊急事態宣言に慎重な高市早苗は、いざとなったら人命が最優先なので迷わず出すみたいな発言をパネルで紹介されていたのですが、自分の話し終わりに玉川は
『私も高市さんのように、いざとなれば命が大事と思いますから』
みたいに言っていたのですが、この2人は絶対に他人の命より自分の権力・地位を選ぶと思いました。

 次に、濃厚接触者の待機日数を10日から7日に変更するという話題に。感染リスク5%までは容認して、経済を回す方も考えようということみたいですね。
 またまたパネルに登場する舘田一博。「5%でも10%でも良い。大事なのは解除後も感染対策しっかり。」だそうです。
 まだまだ人々に感染対策をやらせたいインチキ伊達メガネ・舘田。

 この話題でようやく出番が回ってきたか玉川徹。
『毎日全員検査すれば社会は回っていく』
 言うこといつも一緒です。

『物理的に全員は無理ですが、』
と玉川の後、開口一番、羽鳥。
 待機期間を短くするにしても、それは検査ありきだと、予想通りに語る玉川、同調する出演者たち。検査を拡充させるか、あるいは『3回目接種した人であればいい』だろうと北村がオチを入れて、番組は今日から東京で始まるワクチン大規模接種の話題へ。

 自衛隊が、また駆り出されるのですね。
 今回使われるのはモデルナのワクチンで、予約開始後9分で埋まったと得意気に宣伝する番組。
 堀内ワクチン大臣は、橋本聖子を思い出し、同情してしまいます。男尊女卑とスケープゴートの陰が見える。

 羽鳥が北村に、『今、感染した人は増えているが、そんな人は、どれ位空ければワクチンを打っていいのか』と質問をします。

 北村、
『今感染した~方、あるいはまあ、す、ちょ、すごくちか、近くにに、感染して治ったっとゅ〜方はですね、まあ私の、くぁ、あの〜〜、これは、あの〜、まあ、定説は何もないんですけど、私はま2ヶ月くらい空けたらいいんじゃないかなぁと思います。とゅうのはあの〜…、まあ感染したことによって、あの体が反応して抗体がドンと上がってるんですね。ドンと上がっている所にぃ、あの〜…《手で注射を打つ仕草》、その〜~、ドンと上げるためのワクチンを打つのはもうそもそも無意味なので…。まあ、それがしばらくして下がった2ヶ月以降で、え〜~、落ち着いてる、流行が落ち着いてる時に打てばいいんではないかと思います。』

 難しい質問を振っといてウンウンとテキトーに頷き別の人に話しを振る羽鳥慎一。

 こごまでで9時1分です。ここから見れていませんが、ワクチン関連の話題は9時20分頃まで。そしてCMをはさみ、質問コーナーへ。
「北村先生にお伺いしたいです。『オミクロン株』に対して、『重症化』する人の特徴はありますか?」
という素晴らしい質問が!

 北村、
『はい、あの今までとほぼ変わりません、あの〜、特にあの〜やはり65歳以上の方、あるいは、もっと言えば、80歳以上の方はですね、2回ワクチン接種していても、重症化する人がたぶん〜、感染すると、4割くらいの方が入院する〜リスク〜が有りますね。それぃ、まただ〜逆に、若い方ですね、40歳未満、あるいは、ちょっと延ばして、えぇ、50歳代ぐらいまでだと、ほぼ入院などのような、あの〜ことにはならないと思うんです。ま、年齢と、あと基礎疾患の所、この2つは、今までと一緒だと思っていいと思います。』

『今までと一緒です』とだけ答えられない所に、怪しさが充満しています。
No.267
35ヶ月前
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第424号 2022.1.25発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…1月23日、扶桑社が『コロナ論』シリーズの全面カラー広告を朝日新聞と読売新聞に出してくれた。新聞の全面広告で著書の宣伝をしてもらうなんて、ゴー宣を始めてからというより、漫画家になってから初めてだ。「祝・ゴーマニズム宣言30周年」というコピーも、大いに効果を発揮するだろう。30年も続いている言論・思想漫画が今なお戦いを続けていて、未だに「空気の支配」や「全体主義」に屈していないのだという事実を、全国の読者に知らせることができたからだ。さてそうなると、もともと「何周年」に興味のなかったわしでも「ゴー宣30周年」の重みを意識しないわけにはいかない。そこで、少し30年の歩みを振り返ってみようと思う。 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…最初にオミクロン株が発見された南アフリカは、世界中から渡航制限をかけられ「エンガチョ」されたが、結局、重症者は出なかった。WHOもコロナを理由にした渡航制限は効果的ではないとして、はっきりと制限の撤廃を勧告している。しかし日本人は、世界から見れば10分の1程度の流行レベルで、これから規制を強めていこうと切望しているのだ。同時に、ワクチン追加接種の圧力もじりじり高められている。「ワクチンの効果は有効性95%」「ワクチン4回接種者は感染予防効果が2倍、重症化予防効果が3倍になった」…果たしてこれらのワクチン宣伝文句は本当なのか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!大好きだった作家や芸能人がコロナ脳になってしまい残念、どう考えれば良い?既にワクチン接種した人は今後どうすべき?新型コロナは大したことないウイルスだと言う一方でワクチン接種は勧める医者の考えとは?新聞が復権するためには何が必要?コロナでピリピリしている職場の雰囲気を変える方法は何かない?“コロナの女王”岡田晴恵は『脱正義論』の読者だった!?テレビ各局のスタンスが少しずつ変更している状況をどう見てる?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第451回「30周年記念・Special本の始まり」 2. しゃべらせてクリ!・第380回ミクロのぽっくん、コロナ君と共演ぶぁ~い!「の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第245回「嘘・大げさ・まぎらわしい! mRNAワクチンは誇大広告です」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第451回「30周年記念・Special本の始まり」  1月23日、扶桑社が『コロナ論』シリーズの全面カラー広告を朝日新聞と読売新聞に出してくれた。新聞の全面広告で著書の宣伝をしてもらうなんて、ゴー宣を始めてからというより、漫画家になってから初めてだ。  画像は先に見ていたが、新聞全面というサイズで見たインパクトはケタ違いだった。部数日本1位・2位の全国紙にこれが載ったことは、全体主義を突き崩すための大きな力となるに違いない。  扶桑社の英断に、深く感謝する。   「祝・ゴーマニズム宣言30周年」というコピーも、大いに効果を発揮するだろう。30年も続いている言論・思想漫画が今なお戦いを続けていて、未だに「空気の支配」や「全体主義」に屈していないのだという事実を、全国の読者に知らせることができたからだ。  さてそうなると、もともと「何周年」に興味のなかったわしでも「ゴー宣30周年」の重みを意識しないわけにはいかない。そこで、少し30年の歩みを振り返ってみようと思う。  最初は軽いエッセイ漫画くらいのつもりで始めた『ゴー宣』がここまで育ったのには、1冊1テーマの「スペシャル」を出してきたことが決定的に大きかったと言えよう。  それでゴー宣の「スペシャル」が何冊出ているかトッキーに確認してもらったら、文庫を除いて最新刊の『コロナ論4』までで32冊だという。  そんなに出していたかと自分で驚くが、いい機会だから32冊のスペシャル本を振り返ってみたい。最近は『コロナ論』シリーズから読み始めたという人も相当にいるらしいから、新規の読者のためのガイドにもなるだろうし、古参の読者にとっても、リアルタイムで見てきたものが一種の「歴史」のようになっていくところを目撃できて面白いのではないだろうか。 ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル(1995.10.25 解放出版社/文庫版・1998.8.25 幻冬舎)        ゴー宣初のスペシャルは「差別論」だった。  実を言うと、ゴー宣からひとつのテーマを抽出して1冊の「スペシャル」にするというアイディアは、わしの発案ではない。  先述したとおり、当初のゴー宣は軽いエッセイ漫画のつもりで、身の周りで起こったことや感じたこと、好きな芸能人とか、テレビ番組を見て思ったことなどを描いていた。  そしてその中の1本として『朝まで生テレビ!』を見て、堂々たる論陣を張っていた部落解放同盟書記長・衆議院議員(当時)の小森龍邦氏に触発されたことから、自分が幼少時に目撃した部落差別の記憶を描いた。  当時は、特にマスコミ内では部落差別問題は絶対のタブーで、「解同(解放同盟)怖い」という認識がすっかり定着していた。  田原総一朗氏は事あるごとに、そんな時代に部落問題を真正面から扱い、解同幹部を出演させたことがいかに画期的だったかと自慢しているが、確かにこの頃の朝ナマにはまだ意義があったとは言えるだろう。  ところがわしが部落差別の記憶を描いた原稿は、予定通りには掲載されなかった。 「絶対のタブー」だった部落差別問題を扱った漫画を載せることに対して、扶桑社の上層部がストップをかけたのだ。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!