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santafede33さん のコメント

うちの対面は、ボクシングの私塾で闘犬を養成しています。

ちょうど水曜と土曜は、朝からミット音が聞こえ、覗けばパティオで打ちまくってます。

午後、ボクシングを終えた彼らはヨダレを垂らした犬を連れて家から出てきます。ダラダラ垂れてます。

彼らは、大きな地震があってから移り住んできた人達で、夜になるといなくなります。

カタギでないことは勿論、もしかしたら生きた人間ではないのかもしれないと思ってます。

執筆の傍ら、ベランダから彼らの姿を眺めています。

この前、ゴミ出しで一緒になりましたが、キチンと分別されてました。ここでは誰もそんなことをしないし、全てはまとめられるので意味ないのですが。

時折、家の前にマリンバを抱えた人達がやってきて演奏してくれます。彼らは近所の家のピンポンを押して、小銭稼ぎをするんですが、何故かあの家にだけは行かないんですよね。不思議です。
No.50
33ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 コロナ禍によるものか、いよいよ本当に平成が終わったからか、ここ数年、指名手配付きのストーカーも現れなくなったとはえ、近隣所轄署からの指導は守らねばならない。なので住所を同定できるような記述は避けるが、ベランダから見える光景が今月から一変した。    向かいのマンションが老朽化で撤去されたからだ。僕が愛してやまないヒッチコックの「裏窓」の主景(あれはセットだが)に一変した。「裏窓」での中庭と、マンションの撤去跡地が同じ役割を担い、つまり、ボックス型に、今まで見えていなかったビル群の壁がむき出しになったのである。その一つは、恐るべきことに、クラシックバレエの教室である。    ベランダでマルボロを消し、キャメラが外景から内景へドリーで移動しながらガラスの円卓に戻る。「先生、わざわざお越しいただきまして」。    1年ぶりで、僕が年間、唯一するエグゼクティブの仕事をした。担当の税理士さんは、70オーヴァーだが、僕よりも身軽で、僕よりもよく喋る。  
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