記事へ戻る changeさん のコメント change ロシア安全保障面の脅威は二つあるとみるべきでしょう。 ①NATOへの加盟問題であるが、外交的話し合いの場は開かれており、ドイツなどはエネルギー面でのロシア依存は極めて大きくロシアとの合意なくしては、ウクライナの加盟は進展しない。緊急の問題ではない。 ②ゼレンスキー政権が東部の穀倉地帯200万ヘクタールの土地を中国人民軍企業に50年間租借権を与えれば、軍需産業に貸与することと同じであり、ロシアの安全保障が脅かされる。喫緊の問題であり、ウクライナと中国間で条約が締結する前に止めなければならなかったといえる。 どちらの要因が大きいであろうか。ロシアにとっては身内であるがゆえに中国の非情さを熟知しており、NATOを要因とするのは無理があるとみている。 No.1 33ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 今日の動きは予測される事態。2008年、バーンズ駐ロ・米国大使発本国宛て秘密電報「露外... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
change ロシア安全保障面の脅威は二つあるとみるべきでしょう。 ①NATOへの加盟問題であるが、外交的話し合いの場は開かれており、ドイツなどはエネルギー面でのロシア依存は極めて大きくロシアとの合意なくしては、ウクライナの加盟は進展しない。緊急の問題ではない。 ②ゼレンスキー政権が東部の穀倉地帯200万ヘクタールの土地を中国人民軍企業に50年間租借権を与えれば、軍需産業に貸与することと同じであり、ロシアの安全保障が脅かされる。喫緊の問題であり、ウクライナと中国間で条約が締結する前に止めなければならなかったといえる。 どちらの要因が大きいであろうか。ロシアにとっては身内であるがゆえに中国の非情さを熟知しており、NATOを要因とするのは無理があるとみている。 No.1 33ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 今日の動きは予測される事態。2008年、バーンズ駐ロ・米国大使発本国宛て秘密電報「露外... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
①NATOへの加盟問題であるが、外交的話し合いの場は開かれており、ドイツなどはエネルギー面でのロシア依存は極めて大きくロシアとの合意なくしては、ウクライナの加盟は進展しない。緊急の問題ではない。
②ゼレンスキー政権が東部の穀倉地帯200万ヘクタールの土地を中国人民軍企業に50年間租借権を与えれば、軍需産業に貸与することと同じであり、ロシアの安全保障が脅かされる。喫緊の問題であり、ウクライナと中国間で条約が締結する前に止めなければならなかったといえる。
どちらの要因が大きいであろうか。ロシアにとっては身内であるがゆえに中国の非情さを熟知しており、NATOを要因とするのは無理があるとみている。
Post