• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

西側の語りでは米と露の戦いは自由と民主主義VS独裁ですが、前にも一部書きましたが、私にはそれは見せかけの看板にしか見えないのです。

第二次大戦後の戦争の殆どが米国が行った戦争です。朝鮮半島、インドシナ半島、アフガン戦争は反共という意味では今の看板で通用する面がありますが、カダフィーのリビヤ、フセインのイラクの戦争はこの両国が石油代金に金を求めようとしたからです。ロシアと中国がそのことに気付いたのは米国のルーブルボイコットがクリミヤ併合時に行われた時なんです。ルーブルは暴落し、サウジに工作し石油の大暴落を起こさせ、ロシアを破産させようとしました。しかし、ロシアは破産しませんでした。安価なルーブルでロシア産品の交易条件が好転し、中国の金融支援もあったからです。その後、両国のインテリジェンスは格段と進み、米FRB(連邦準備局)が戦争を仕切っていることを知ることになるのです。

続く
No.4
28ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。