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Dr.Uさん のコメント

>>29
 事実を確認しておきましょうか。福島さんの10日夜の動画内のコメントは、

「現在詳細は分かっておりませんが、統一教会の関係、ということも言われております」

 というものでした。おそらく福島さんは、それまでキャッチしていたであろう複数のニュース(仮にも歴史ある政党の党首ですから情報源は多いはずです)、たとえば「現代ビジネス」(9日付/https://gendai.media/articles/-/97322)や「FLASH」(10日昼付け/https://news.yahoo.co.jp/articles/eb553662066b56b68aff5134dd1f2561fc7311c6)のニュース、などに基づいて、いろんなところで「統一教会の関係」が指摘されている以上は、それについて真相が明らかにされなければならない、という発言をしたのでしょうね。

 私自身の考えでは、もしも「まだ断定できない段階だから」という理由で、マスコミ各社や言論人たちが、7月10日以降に「統一協会との関わり」の解明に躊躇(自制)なんかしていたとすれば、今頃どうなっていたか、ぞっとしますね。

No.32
27ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第447号 2022.9.20発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…これまで散々「安倍マンセー」を唱えてきた言論人は、安倍が選挙に勝つために統一協会と手を組み、そのおかげで「憲政史上最長の政権」を維持していたという「不都合な真実」から目をそらそうと必死である。「テロに屈するな」「統一協会を批判することはテロリストの思う壺である」「テロは断固許さないという態度を示さなければ民主主義は壊れる」等と、学校秀才バカは繰り返し叫ぶが、果たしてその主張は正しいのかどうか徹底検証する! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…日本では、年間約130万人が死ぬ。主な死因の内訳は、がん等が約38万人、心疾患が約21万人、脳血管疾患が約11万人、肺炎が約10万人、そして季節性インフルエンザは、直接死・間接死含めて約1万人。そんな中、コロナ死だけをクローズアップして恐れ、その他のことをすべて犠牲にしてきたことは、やはり「強迫神経症に冒された異常な行動」と言うほかない。数々の専門家、医者、研究者、マスコミ関係者は「素人が戯言で人々を惑わせるな」「2類相当だぞ?そんなことを言って、人が死んだらどう責任をとるのか」などと罵声を浴びせてきたわけだが、果たしてどちらの見解が正しかったのか。改めて、データを検証してみよう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…新日本プロレスで会場でのファンの声出しを解禁した件をどう思う?倉持仁の病院でのPCR検査では偽陽性は1件だけ!?しつこく登録案内が来るマイナンバーカードは作った?統一協会が萩生田議員に与えた平和大使って何?やはり日韓併合は戦後も継続するべきだったのでは?ゴダール監督の思い入れの強い作品はある?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第476回「【テロに屈するな】という標語は無意味」 2. しゃべらせてクリ!・第403回「ぽっくん卒倒! みなしゃん運んでクリ、投げ出さんでクリ~!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第270回「データ検証・日本のコロナ死はたったの1%」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第476回「【テロに屈するな】という標語は無意味」  統一協会という「反日・反天皇カルト」を国家の中枢まで招き入れた人物を「国葬」にすることには反対の方が多くなっている。法の根拠がないまま、閣議決定で決めたことには首を傾げるが、弔いたい人はそうすればいい。  奇しくも昨日、イギリスのエリザベス女王の国葬が行われたから、皮肉な格好になってしまって気の毒でもある。  これまで散々「安倍マンセー」を唱えてきた言論人は、安倍が選挙に勝つために統一協会と手を組み、そのおかげで「憲政史上最長の政権」を維持していたという「不都合な真実」から目をそらそうと必死である。連中も所詮は 「反日・反天皇カルト」 に与する売国勢力にすぎないのだ。   普通の宗教なら、自分の正体を隠して、日本人だけを洗脳し、主体性を完全に奪って、集金奴隷に改造するようなことはしない。統一協会は明らかに人権無視のカルトなのだ。  7月10日、ニコニコチャンネルの参院選開票特番で、国際政治学者・ 三浦瑠麗 、批評家・ 東浩紀 、ノンフィクションライター・ 石戸諭 の3人が、社民党党首・福島瑞穂の発言に対して、常軌を逸した反応を示す一幕があった。  福島はまず、安倍が殺害された事件について 「いかなる暴力にも反対する」「安倍さんの死に哀悼の意を表する」 と述べ、その上でこう発言した。 「もし統一教会を応援しているということが問題とされたのであれば、まさに自民党が統一教会によって大きく影響を受けている、ということも日本の政治の中で、これは問題になりうると思っているのですね」  見事だ!ぴしゃり、当たっている!  これに東は 「『自民党は統一教会と関係しているからこのようなテロを招いた』と言った」 と口調を荒げ、三浦は 「ほぼそれに近い」 と同調。  さらに東は 「これは大変な発言ですよね!」 と言い、石戸が 「だから福島さんというか、社民党は小さくなるんですよ!」 と非難し、さらに三浦が 「これはもうニュースになってしまいます。しかし申し訳ないけど私の責任ではないと思います。一度、牽制球を投げましたからね。」 と言ったのである。  福島は「自民党は統一教会と関係しているからテロを招いた」とは言っていない。あくまでも自民党が統一協会の影響を受けていたとしたら問題ではないかと言っているだけで、それは全く真っ当なことである。  それなのに三浦瑠麗、東浩紀、石戸諭の3名が、ここまで狼狽するというのは、見るからに異常である。  実はこの3人こそが、自民党が統一協会と関係があると知れたら大変なことになると心底恐れていて、そこに直接触れる発言がいきなり出てきたものだから、パニックを起こしてしまい、全力で封殺しなければならないと血相を変えたのだろう。   しかしその後たちまち、統一協会と自民党、特に安倍政権がズブズブの関係だったということは、隠しようのないものとなった。  すると、「自民党と統一協会に関係があるなんて、その可能性について言うことすらまかりならん!」と言っていたはずの三浦瑠麗は、「自民党と統一協会に関係があったとしても、そもそも統一協会なんて大した問題ではない」という発言を繰り返すようになった。  8月26日の「朝まで生テレビ!」では 「統一協会で何を今さら騒いでるんですか、みんな知ったことでしょ。私はこの問題に興味ありません」 とまで発言。興味のない問題で、なぜあんなに狼狽したのか?  さらに三浦は 「すごい献金してて困窮してても、多くの家族は山上みたいに殺人してない!」 だの 「反日なんて言葉使わないで!」 だのと、問題を矮小化しようと必死だった。  一方の石戸も、 「選挙運動を手伝ったり、政治家のパーティー券を買ったりと政界とのつながりは現在もある (中略) だが、つながりがあることと、影響があることはまったく別の問題である」( サンデー毎日8.14号)だの、統一教会が持つ票数は8~15万票程度だから 「公明党の支持母体・創価学会が持つ600万~700万票にも遠く及ばない」 (SPA!8.2号)だのと書いている。  統一協会信者の実数は6万人程度で、石戸の言う「8~15万票」より少ないが、選挙ではものすごい僅差で勝敗が決まる激戦区があり、当落ギリギリの候補へ効果的に票を割り振れば、6万票で何人かは当選させられる。実際に安倍は実際統一協会に頼んで票の差配をやっていたし、ましてや地方議会はもっとずっと少ない票数で決まるから、その威力は相当なものとなるのは間違いないのである。  SPA!の執筆者の批判は、SPA!連載の『ゴーマニズム宣言』で描いてはいけないというルールを強いられているのでここで書くが、石戸は事実を平然とねじ曲げて、統一協会の問題を火消ししようと躍起となっているのだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!