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p_fさん のコメント

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p_f
RT 26 Sep, 2022

ロシアと米国には、キューバ・ミサイル危機の教訓を学び、核戦争を防ぐための時間はまだある
https://www.rt.com/news/563486-lessons-of-cuban-missile-crisis/

抑止力の低下により、深刻な問題へと夢遊病的になっている-

ドミトリー・トレーニン記/経済学高等学院教授、世界経済・国際関係研究所主席研究員、ロシア国際問題評議会メンバー

モスクワとワシントンが核の対決に突入し、世界の滅亡の危機を招いたキューバ・ミサイル危機から、今年10月で60年目を迎える。

幸いなことに、当時の指導者であるフルシチョフとケネディには、瀬戸際から一歩下がり、核時代における逆境を共同で管理するための第一歩を踏み出す知恵があったのであろう。現在のウクライナ紛争が、ロシアと米国の直接的な軍事衝突へと着実にエスカレートしていることを考えると、過去の教訓が現在の対立を平和的に終結させることにもつながることが期待される。

しかし、この2つの危機の大きな違いにも留意しなければならない。

表面的には、いずれの対立も、敵対国の政治的影響力と軍事的プレゼンスが自国の目の前まで拡大したことによる、深刻な不安感が根本原因である。当時のキューバ、現在のウクライナ。

しかし、実質、この類似性はほとんどない。ウクライナ危機の顕著な特徴は、ロシアと米国の関連する能力の間の大きな非対称性にあるだけでなく、さらに重要なのは、両者間の関連する危険度の度合いの非対称性にある。クレムリンにとって、この問題は文字通り実存的なものである。

基本的に、ウクライナだけでなく、ロシアの未来そのものがテーブルの上にあるのだ。ホワイトハウスにとっては、この問題は確かに重要ではあるが、それほど重大ではない。問題とならずに、米国のグローバル・リーダーシップ(ウクライナで何が起ころうとも西側世界では崩壊しない)、その信頼性(傷つくことはあっても破壊されることはない)、米国民に対する政権の立場(ウクライナは最重要課題とは言い難い)を維持しているのは明らかであろう。

1962年のキューバ・ミサイル危機は、第三次世界大戦への恐怖が蔓延する中で勃発し、10月の13日間にピークまで上昇した。2022年のウクライナ危機は、そのような恐怖がほとんどない中で展開されている。この7カ月間のロシアの行動は、西側諸国ではロシアの強さよりも弱さ、優柔不断さを示すものと受け止められている。

さらに、ウクライナ戦争はロシアを打ち負かす歴史的な機会であり、最も小さな隣国に対してさえもはや脅威を与えることができないほどロシアを弱体化させるものであると見なされている。「ロシア問題」を最終的に解決し、核兵器を押収してロシアを永久に無力化し、場合によってはロシアを多くの断片に分割して、互いにいがみ合い、戦争する可能性があるという誘惑が浮上する。そうすれば、中国から主要な同盟国と資源を奪うことになり、ワシントンが北京との対立に勝つための好条件が整い、世界支配がさらに何十年にもわたって続くことになる。
No.21
26ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。