• このエントリーをはてなブックマークに追加

抹茶さん のコメント

「常にフレッシュでいること」は菊地さんから頂いた私にとって最も大切な言葉で、ふと自分を省みる時いつもこの言葉を思い浮かべます。

「楽しさの質が変わり始めている。遠く彼方に一度捨てた楽しさが蘇ってきてもいる。」
という言葉はあらゆる言葉の中で私にとって今年最も響いた言葉になりました。
菊地さん、そして皆さんから、いつも多くのウィズダムと良いヴァイブスを受け取っています。
今年も本当にありがとうございました! 共に並走を。
No.8
23ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 今年のクリスマスの夜、僕と山下洋輔は、ステージで一言も言葉を交わさなかったし、目線さえ一度も合わせなかった。その方が音がよく聞こえるからだ。そして今年のクリスマスイヴの夜は、いつものように大友とリミッターを外し(彼は自分からは決して外さないので、僕が外すのを毎年待っている)、大いに語り合った。しかし、演奏が始まれば、言葉も視線も交わさなくなってしまう。    大友良英とも山下洋輔とも、実の所したことは同じだ。それは調性という堅牢な社会と、無調という危険極まりないゾーンとを往復することで、要するにボーダーラインを跨ぎ続ける。小学生の頃に、休み時間女子がスカートをたごめてゴム跳びに興じていた。あのステップが音楽には必要だ。ある意味、ボクシングのフットワークと同等に。    ゴム跳びもボクシングもそうなのだが、開始し、ゲームに参加したら抜けられない(休憩はある)スキルは個人的に成長したり停滞したり、落ちたりするものだが、「1年ぶりに会った。その、今日のスキル」は、ゲームが始まらないとわからない。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。