記事へ戻る changeさん のコメント change 国民生活の第一次的なことは「衣食住」であり、生活のしやすさということで「雇用(失業率)、福祉、賃金、物価」が安定していることが大切ではないか。 視点1:政府が重点を置かなければならないことは、雇用と福祉である。 視点2:企業が重視しなければならないことは、賃金である 視点3:物価は日本だけで決められることでなく、戦争が起きれば避けられない。 但し、平等性が確保されている。 日本の経済をマクロ的に見ると、貿易収支面でエネルギーの高騰があるが、第一次所得収支がカバーしているので、雇用の確保と相まって政府の責任は果たしているとみなすべきでしょう。 問題は企業であり、労働分配率が議論されず、賃金が上がっていないことが物価対応できない点である。物価が上がらなければ労働分配率が話題にならない。 以前から問題になっていたことであるが、税金を払っていない中小企業の存在が、すべてとは言わないが多くの企業が中国などに転出し、GDPに寄与しないだけでなく、同じように税金を払っていない。依然と同じように企業としての価値が全くないのに倒産しないように金融緩和している。 国内需要の5割以上の輸入は、2019年 1133品目(5,000品目の23%)と中国を中心にアジア諸国に依存し過ぎている。ホンダなど大企業は製品生産拠点で部品も生産するようにサプライチェーンの見直しを強力に進めているようであるが、中小企業の動向がつかめない。 GDPに寄与せず、税金も払わない存在価値のない企業に金利が極めて低い金融緩和で生きのびさせる必要性がない。 大企業は、ユニクロを見るまでもなく、企業内部留保を積み上げている(投資分もある)。労働分配率で労働組合は企業と交渉すべきであり、政府にばかり頼るだけでなく労働者自身が汗をかかなければならない。 税金を払わないゾンビ企業は何年かの猶予を置く必要はあるが、倒産させるべきでしょう。新しい意欲ある若者たちの起業家を支援していく仕組みも必要ではないか。 No.1 22ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 消費者物価、22年12月4.0%上昇 41年ぶり上げ幅、実質賃金8年半ぶり減少率記録 賃金増も物... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
change 国民生活の第一次的なことは「衣食住」であり、生活のしやすさということで「雇用(失業率)、福祉、賃金、物価」が安定していることが大切ではないか。 視点1:政府が重点を置かなければならないことは、雇用と福祉である。 視点2:企業が重視しなければならないことは、賃金である 視点3:物価は日本だけで決められることでなく、戦争が起きれば避けられない。 但し、平等性が確保されている。 日本の経済をマクロ的に見ると、貿易収支面でエネルギーの高騰があるが、第一次所得収支がカバーしているので、雇用の確保と相まって政府の責任は果たしているとみなすべきでしょう。 問題は企業であり、労働分配率が議論されず、賃金が上がっていないことが物価対応できない点である。物価が上がらなければ労働分配率が話題にならない。 以前から問題になっていたことであるが、税金を払っていない中小企業の存在が、すべてとは言わないが多くの企業が中国などに転出し、GDPに寄与しないだけでなく、同じように税金を払っていない。依然と同じように企業としての価値が全くないのに倒産しないように金融緩和している。 国内需要の5割以上の輸入は、2019年 1133品目(5,000品目の23%)と中国を中心にアジア諸国に依存し過ぎている。ホンダなど大企業は製品生産拠点で部品も生産するようにサプライチェーンの見直しを強力に進めているようであるが、中小企業の動向がつかめない。 GDPに寄与せず、税金も払わない存在価値のない企業に金利が極めて低い金融緩和で生きのびさせる必要性がない。 大企業は、ユニクロを見るまでもなく、企業内部留保を積み上げている(投資分もある)。労働分配率で労働組合は企業と交渉すべきであり、政府にばかり頼るだけでなく労働者自身が汗をかかなければならない。 税金を払わないゾンビ企業は何年かの猶予を置く必要はあるが、倒産させるべきでしょう。新しい意欲ある若者たちの起業家を支援していく仕組みも必要ではないか。 No.1 22ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 消費者物価、22年12月4.0%上昇 41年ぶり上げ幅、実質賃金8年半ぶり減少率記録 賃金増も物... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
視点1:政府が重点を置かなければならないことは、雇用と福祉である。
視点2:企業が重視しなければならないことは、賃金である
視点3:物価は日本だけで決められることでなく、戦争が起きれば避けられない。
但し、平等性が確保されている。
日本の経済をマクロ的に見ると、貿易収支面でエネルギーの高騰があるが、第一次所得収支がカバーしているので、雇用の確保と相まって政府の責任は果たしているとみなすべきでしょう。
問題は企業であり、労働分配率が議論されず、賃金が上がっていないことが物価対応できない点である。物価が上がらなければ労働分配率が話題にならない。
以前から問題になっていたことであるが、税金を払っていない中小企業の存在が、すべてとは言わないが多くの企業が中国などに転出し、GDPに寄与しないだけでなく、同じように税金を払っていない。依然と同じように企業としての価値が全くないのに倒産しないように金融緩和している。
国内需要の5割以上の輸入は、2019年 1133品目(5,000品目の23%)と中国を中心にアジア諸国に依存し過ぎている。ホンダなど大企業は製品生産拠点で部品も生産するようにサプライチェーンの見直しを強力に進めているようであるが、中小企業の動向がつかめない。
GDPに寄与せず、税金も払わない存在価値のない企業に金利が極めて低い金融緩和で生きのびさせる必要性がない。
大企業は、ユニクロを見るまでもなく、企業内部留保を積み上げている(投資分もある)。労働分配率で労働組合は企業と交渉すべきであり、政府にばかり頼るだけでなく労働者自身が汗をかかなければならない。
税金を払わないゾンビ企業は何年かの猶予を置く必要はあるが、倒産させるべきでしょう。新しい意欲ある若者たちの起業家を支援していく仕組みも必要ではないか。
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