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Y-段-showさん のコメント

おはようございます。
いつも日記、楽しく読んでいます。
菊地さんが愛好している『ぷにぷに電気』をYouTubeで聴いてみたんですが、あまりピンとこなかったです。
ときどき聴きかえしたりもしてるんですが。
すると、よくあるのですが、
『大好きな菊地さんが好きだといっているものにピンとこない自分は、自分にとって好ましくない自分だ』という気持ちになり、菊地さんの好きなものを、自分も好きになろうとします。
そこではた、と思い至るのですが、誰かの好きではなく、自分だけの参照点ぬきの好きはないんではないかと。
『他者の欲望』ではない『自分だけの欲望』てありそうな気がするし、あるとしたら見つけたいです。

長々とありがとうございました。
大阪にも、半解釈、来て欲しいです。
No.25
22ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  「オール1の天使」      モノンクルとぷにぷに電気が対バンをするというので行ってきた。「1人で(普通にチケットを買って)ライブに行く」こと自体がかなり久しぶりなのだが(20代は盛んに行っていたので)、結果として、久しぶりすぎるほどの久しぶりの嵐で目が回った。コインロッカーの小さいのを2つ使ってカバン(昔はリュックサックではなくアディダスのスポーツバッグだったが)とコートを押し込み、開演までの30分をコーラ飲みながらうだうだするのも久しぶりだし、そもそも僕がよくライブハウスを巡っていた頃、この土地はシネマライズですらなかった。    風圧にも似た、ものすごく強いノスタルジーの力に抗しながらフロアの後ろの方に行くと、今日平均の中でも一番服装がダサいぐらいの男子2人組が終始楽しそうにぷにぷに電気とモノンクルの話をしていて、「モノンクルって最初はジャズだったんだよね。ガンダムの菊地成孔?って奴がプロデュースで、フリージャズやラテンジャズやってんだけど」と言ったのでマスクを深くかけ直したりしたのだが、そいつが握っていた缶ビールを派手に落として、床がびしょびしょになり、一瞬騒ぎになったので、その隙に乗じてささっと前方へ進む。<お洒落で可愛い女子>としか書きようがない人々が山のようにいて、ファッションンチェックをしているだけでも楽しかったが、ノスタルジーの風圧は上がるばかりで、台風の時に銚子市の犬吠埼燈台の下で吹き飛ばされる直前のリポーターのような心情になっていった。    特に理由はないが、先にぷにぷに電気が出ると思い込んでいたら、ベースアンプの前に、角田君そっくりの人物が現れてチェックしだしたので「ええええええええ?」と思っていたら、すっかりお姉さんになっていたサラ太郎が現れてモノンクルのライブが始まった。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。