お祭さん のコメント
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「オール1の天使」
モノンクルとぷにぷに電気が対バンをするというので行ってきた。「1人で(普通にチケットを買って)ライブに行く」こと自体がかなり久しぶりなのだが(20代は盛んに行っていたので)、結果として、久しぶりすぎるほどの久しぶりの嵐で目が回った。コインロッカーの小さいのを2つ使ってカバン(昔はリュックサックではなくアディダスのスポーツバッグだったが)とコートを押し込み、開演までの30分をコーラ飲みながらうだうだするのも久しぶりだし、そもそも僕がよくライブハウスを巡っていた頃、この土地はシネマライズですらなかった。
風圧にも似た、ものすごく強いノスタルジーの力に抗しながらフロアの後ろの方に行くと、今日平均の中でも一番服装がダサいぐらいの男子2人組が終始楽しそうにぷにぷに電気とモノンクルの話をしていて、「モノンクルって最初はジャズだったんだよね。ガンダムの菊地成孔?って奴がプロデュースで、フリージャズやラテンジャズやってんだけど」と言ったのでマスクを深くかけ直したりしたのだが、そいつが握っていた缶ビールを派手に落として、床がびしょびしょになり、一瞬騒ぎになったので、その隙に乗じてささっと前方へ進む。<お洒落で可愛い女子>としか書きようがない人々が山のようにいて、ファッションンチェックをしているだけでも楽しかったが、ノスタルジーの風圧は上がるばかりで、台風の時に銚子市の犬吠埼燈台の下で吹き飛ばされる直前のリポーターのような心情になっていった。
特に理由はないが、先にぷにぷに電気が出ると思い込んでいたら、ベースアンプの前に、角田君そっくりの人物が現れてチェックしだしたので「ええええええええ?」と思っていたら、すっかりお姉さんになっていたサラ太郎が現れてモノンクルのライブが始まった。
タモリ倶楽部や笑っていいともを含めて、自分の見ていた感覚では常に“再放送”でした。生放送なのに再放送、収録なのに再放送。既視感やなぞりではなく、です。
また、タモリさんが見に纏うタキシードやスーツが、常時喪服のニュアンスを醸し出していることに、日記を読んで思いあたりました。
いまから15年ほど前、14、歳の離れた当時のセックスフレンドと吉祥寺のラブホ“ニューヨーク”でタモリ倶楽部を一緒に見た甘い記憶が戻りました笑
良い感じです笑
ところで、花粉症持ちには、”2022年秋のブタクサ”と“それ以外のブタクサ”に分けられるほど、昨年は酷い酷い秋でしたが、今年の春はどうなんでしょうか?いまのところ軽症ですんでいますが、タダではすまなそうな予感がしています笑
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