菊地成孔さん のコメント
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なんだかんだで丸々10日間仕事をサボってしまった。体が緩み切って、声帯周辺の筋肉、咳をするために使う肋膜だけがカッチカッチである。もっともっと中枢まで緩めないと。
声帯の周りには実は筋肉は30ぐらいあって、そのほとんどが不随意筋なので、中世の(「ベルカント唱法=オペラの一般的な唱法」が生まれるまでは)ヨーロッパでは、この、おびただしくも細かい、不随意筋を、随意筋のコントロール(例えば、唾を飲むための筋肉群)を元手に、何年もかけて不随意筋を随意筋に飼育的に変えてゆくという、気の遠くなるような方法をとっていた。
しかしこれを身につければ、とてつもない音域(文献だと8オクターブと書いてあったりする)が平然と出るようになるし、音量が出せる。
誰も一度ぐらい考えてことはないだろうか?オペラ歌手とか、お相撲さんの声は綺麗で豊かだ。そして彼らは一様に、平均よりも肥満している。「大きい
まあ実際は、ゴダールあるあるのフカしだと思いますが、「ワンプラスワン」の「悪魔を憐れむ歌」収録時、68年5月は、ビートルズ的には、内部瓦解が始まる中、なんとかまた団結しようと「アビーロード」が録音されていた期間で、これには公式で動画カメラが回っていたので(有名な、雰囲気悪いドキュメント「レットイットビー」にも収録されています)、ゴダール組がカメラ持ち込むのは実質的に無理だったと思われます。
ただ、「悪魔を憐れむ歌」が収録されている「べガーズバンケット」は、元主要メンバーだったブライアンジョーンズがメンバーからハブられているところを余す所なく撮影し、映画の公開、アルバムの発売後に脱退し、脱退から1ヶ月で自殺しているので、ゴダールは、ビートルズの仲間割れなんかまったく気にしなかったと思いますが笑、「カムトゥギャザー」が「ワンプラスワン」に撮影されてitかと思うとゾクゾクしますね笑
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