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<菊地成孔の日記 2023年5月15日 午前5時記す>
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<菊地成孔の日記 2023年5月15日 午前5時記す>

2023-05-15 10:00
  • 32

 GWが(本当に。仕事以外は)何もなく終わり、僕のフッド周辺はコロナは終わって外人天国である(今も)。改めて人間ドックについて書くならば、何も出ず(ずっと経過観察になっているクモ膜下の動脈瘤も変異なく、今年初めて追加で出した脳ドッグーー頭部MRI以外の、海馬の萎縮度とか、あらゆる脳病のリスク判定ーーも「50代中盤」と出て、胃と腸に至っては30代だと言われた。「だったらなんで食後にもたれたりするのだろう?」と思わないでもないが、考えてみれば30代から食後にはもたれていたので笑、まあそういう事だ。

 

 ただ、それでも総合評価は「E」で、よく読み込んでみると、理由は、「聴覚」がFまで落ちたので、それだけが全体評価の足を引っ張っていると判り、爆笑した。これだからテストみたいなやつは笑(他はABしかない)。

 

 耳は、右が騒音難聴で、完全に聞こえない帯域が3つある(本当に、その帯域は、塗りつぶされたように何も聞こえなく、高い方は、ある種のハイハットに当たっているので、「全員に聞こえているが、僕にだけ聞こえていないハイハット」が存在するようになった笑。予想はつくだろうが、それを使いたい笑)。左は耳管開放症が進行していて、感覚としては、水が入ったり、気圧の変化で「耳が塞がる」時があるけれども、あれを一挙に治すと、ズボとかいって、いきなり耳が開いた感じになり、それがやがて気にならなくなる。あれの「ズボ」直後の状態にずっとなっているので「聞こえすぎる」のである。

 

 耳鳴りはもう笑うぐらいのもので、ずっと千匹の蝉が鳴き続けているので、いつでも真夏のようだ。この夏には補聴器を買いたい。補聴器をつけた音楽家ヤバイでしょ笑。というか、<耳が遠いは歯はダメだわ>は立派な老人だ。今、インプラントの根だけが埋められていて、仮歯が入っているのだが(これの接続手術を還暦の誕生日にやることにした。歯医者にバースデーケーキを持って行こうと思っている)、現在はナチュラル系で話が進んでいるのだが、金歯にしようと思っている(マジで)。タトゥー入りで笑うと金歯が見える60歳はかなり良いと思う。 

 
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他22件のコメントを表示

菊地さん、こんばんは。
『TAR』を観てきました。大変面白かったです。リハーサルのシーンが迫力でした。
菊地さんが紹介されてなければ、見逃していたと思います。ありがとうございました。
『マーロウ』も観に行こうと思います。

No.24 10ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>24

 僕だけじゃないと思うんですが、僕は、自分で映画を海外から買い付けたり選んだりしているわけではなく、配給会社の方が、とにかくどんどん送ってくださるんですね。自社推しの新作を笑、そこから「面白そう」と思ったものを選んでるだけですので、配給会社の方に感謝ですね笑。

 エンディングに文句がある観客が多いようですが(まあ、バカだと思うけど笑)、少なくとも前半の(あれが壮大な振りなわけですが)リハーサルのシーンは「物凄い」としか言いようがないです。あれ見て感じない人は音楽院ぽだと思いますよ。

 「マーロウ」の音楽も素晴らしいです。すでに海外での評価がボロカスなのはわかったので笑、日本人があれをすんなり食えるか花はd疑問ではありますが、僕が責任持ってお勧めします。ジェシカラング(80年代キングコングの姫にして「スプラッシュ!」の人魚)の現在を見る迫力だけでも凄いし、一見古めのマーロウが、実はかなり新しい。と言うのが千両ですね。

No.25 10ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>25

 あれ?「キングコング」ってダリルハンナか笑、違うか。逆か?笑。ごっちゃになっちゃった笑。「郵便配達府は二度ベルを鳴らす」は、ジェシカラングよね?

No.26 10ヶ月前

>>26
返信ありがとうございます。
「キングコング」と「郵便配達は二度ベルを鳴らす」がジェシカ・ラングで、ダリル・ハンナが「スプラッシュ!」のようです。
「マーロウ」楽しみです。

No.27 10ヶ月前

スイスのレストランで、アラレちゃんみたいな(メガネ)ウェイトレスの子が居て、可愛くて、話して、笑ったら、歯が一本お歯黒みたいになってて、アレっ?て見たら、凄い可愛い😍でしょ?って、モデルみたいに、これが、私のエレガンスなのよん❣️って、、、実は、フェイクのステッカーで、マニュキュアみたいに思ってたんだと思うんだけど、菊チューウエムラで、流行りそうだけど、還暦だし⁉️ それは、歌舞伎町居酒屋のリーマンチンポ🪰ショックへのアンサーだった、、、

No.29 10ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>29

 えー!こうちゃん!いつスイス行ったの!!

No.30 10ヶ月前

>>30
コロナ直前で、機械メーカーの展示会があって、ツェルンレイクサイドに行って、帰りにドイツでポルシェとベンツ博物館に寄って、一行と分かれ、Wienの古代博物館で、ダージリン急行監督セレクトの展示観て、スロバキアバンドの友達を尋ねて旦那さんと子供に会って、プラハで肉を食って、旨かったなぁ〜

No.31 10ヶ月前

>>20
何度もコメントすみません(加筆修正済)。TAR見ました。
ちょうど20世紀の終わり頃に巨匠たちが相次いで逝去していますが、映画を見て本当に「20世紀は終わった」と実感しました。
菊地さんが仰っていた通り久しぶりにかなり喰らってしまいました...。
DGを強調されていたことの意味がよく分かりました。
エンドクレジットであのマークが出る凄み…。

ターのスタイリングがめっちゃルメールだったのが個人的に救いでした。
(こんなスタイリング出来る人がこんな運命辿るわけねえだろと思えて笑)
調べたらヌメロに服飾に関して詳細な解説がありました。

No.33 10ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>31

 おーいえー!!

No.34 10ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>33

 いや鋭い。ルメール含め、レズビアンという古典的な人々(TARの台詞)のスタイリングにも贅を尽くした映画ですね。まだ評価は出揃っていませんが、「意味わかんない」的な書道が多いようで、安心しています笑

No.35 10ヶ月前
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