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龍門寺の岡田君

2023-05-17 17:16

    マスクをしないで飲み屋にいる写真を載せるだけで
    不気味な自粛警察があーだこーだ言う暗黒時代が
    もう落ち着いただろうと認識したので
    『ひろぐ』を記す!
    なにしろこの記事は
    ノーマスクで飲み屋にいる姿を載せないと
    面白さが激減する内容なのだ!

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    (コロナ禍における自宅での晩酌の様子)

    まずは怪談から始めよう!
    これは私が高校生の時の実話怪談だ!

    岡田君はふと見るといつも
    左手の指をぱらぱらと素早く動かしていた!
    多分彼の頭の中ではいつも
    ヴァン・ヘイレンかナイト・レンジャーか
    マイケル・シェンカーかイングウェイ・マルムスティーンが
    ループして流れていたのだろう!
    空中を動く岡田君の指が
    実際にレジェンド・ギタリスト達の指使いを再現できていたのかは
    今となっては知る由もない!
    しかしとにかく岡田君は
    否定しようのないハードロック少年だった!
    そんな岡田君はしかも男前だった!
    いやいや”男前”という言葉は当てはまらないかもしれない!
    なぜならその整った顔には
    ちょいと女の子っぽさもあったからだ!
    普通に考えたら女子が群がるであろう岡田君だったのだが
    そうだった記憶はない!
    ひょっとしたら女子からの幾多の告白も
    左手指が動いていたせいで聴こえていなかったのではないだろうか?
    そんな岡田君の左手指が動いていない時に話しかけてみて驚いた!
    なんと彼の家は
    山形市の北山形に500年以上建つ
    由緒あるお寺だと言うのだ!

    「俺は寺の息子
      俺は寺の長男
       いつかは俺も坊主になって
        死に行く誰かのために木魚を打つ

     俺は寺の息子
      俺は未来の住職
       だから今この時間だけは
        自分のためにギターを弾かせておくれ」

          『岡田君のロック』作詞・後藤ひろひと

    その時に岡田君が話してくれた内容を要約して
    衝動的に詩にしたためてみた!
    なにかうっすらと影のある高校生の岡田君だったが
    どうやら人生設計の中で
    プロのミュージシャンになる事が許されていなかったのだ!
    当時の私はと言えばコメディアンまっしぐらに生きていたので
    なんだか岡田君が気の毒に思えた!

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    (コメディアンまっしぐらな当時の私)

    しかしそれにしても家がお寺という友人ができたのは
    私にとって刺激的だった!
    遊びに行くとそこは
    「あら新しいお友達?」
    とお母さんが出迎えてクッキーを出してくれる
    そんな構造ではない!
    寺だ!
    大きく立派な本堂を抜け
    板張りの廊下を歩き
    やがて岡田君の部屋にたどり着くまで
    岡田君の家族を見かけた事がない!
    あ!
    和尚さんがいたのを見た!
    そうか!
    あれは和尚さんにしてお父さんか!

    ハードロックのポスターが壁を埋め尽くす岡田君の部屋は
    実に異様な雰囲気だった!
    行けば誰かがゴロゴロしており
    煙草の煙がもうもうと立ちこめ
    床には酒瓶が転がっていたりもした!
    夜間にエレキギターをかき鳴らしても親に叱られない
    そんな理想的空間は悪童が集う無法地帯だったようだ!
    そこはとんでもなく悪の巣窟に思えたし
    岡田君は”悪の管理人”的存在だったが
    いずれこの岡田君も先ほど本堂で見かけた和尚様になって
    死者を成仏させる事に生涯を捧げるのだろう!
    そう思うと
    人生の天秤が釣り合うのを感じた!

    「岡田君!
     俺は肝試しのコーディネイトが得意なんだが
     どうだろう?
     このお寺の墓地で肝試しをさせてはくれないか?」

    私からのなかなかパンクな申し出だったが
    なにしろ相手はハードロックだ!
    それは面白い!
    と返答され即実行に移された!
    ある夏の夜
    まぁまぁ遅い時間
    悪の巣窟に集合したメンバーには
    同級生もいたが別の高校の同学年の子達もいた!
    岡田君の中学時代の同窓生だった!
    なので初めましてだ!
    初めましてでいきなりルールを説明した!

    スタート地点は”悪の巣窟”!
    挑戦者は懐中電灯を持たずに
    1人で広大な墓地を歩く!
    私の説明通りにちゃんと歩けば
    とある曰く付きの墓石に到着する!
    そこに初めて懐中電灯が置かれているのだが
    さらにはラジカセと怖い本も添えられている!
    その墓石の前で怖い本の一節を朗読し
    ラジカセに録音しなければいけない!
    つまり置かれている懐中電灯は足元灯ではなく
    読書灯というわけだ!
    用意した本は
    当時”心霊写真界の暴れん坊”として崇められた
    中岡俊哉氏による名著
    『実写!日本恐怖100名所』
    だったと記憶する!
    これは中岡氏がまとめた一般からの恐怖体験話と
    それにまつわる恐怖写真が載せられた本だった!
    なのでパッと開いた時に文章のページならいいのだが
    うっかり開くと黒い棒で目隠しされた男性の背後に立つ
    恐ろしい形相の老婆と目が合ったりする!
    これには悪の巣窟に集うショッカー達も
    かなり怖気づいていた!
    その本に載る体験談の1つを朗読してラジカセに録音し
    懐中電灯を置いてさらに進み
    鐘つき堂に登って鐘を打つ!
    その鐘を聞く事で
    「ああ、あいつは無事にクリアしたな!」
    と察するわけだ!
    そこからまた墓場の同じルートを悪の巣窟まで引き返す!
    それでゴールだ!

    実際の墓場を舞台としたあまりの恐怖体験に
    途中で断念して戻って来る者あり
    「ラジカセには”ごめんなさい”とだけ録音した!」
    という者あり!
    女子がいないため堂々たる敗北者がどっさり生まれた!
    これはイベントとして大成功だ!

    さてくじ引きでかなり後半になったが
    いよいよ私の番が来た!
    昼間に充分歩いたコースだったので
    暗闇でも難なく歩けた!
    そもそも私は墓地を怖い場所だと思わない!
    なぜならそこは
    お坊さんが毎日ちゃんとお経を上げて
    供養を行っている場所だからだ!
    つまり霊というものが存在するのならば
    事故現場や事件現場に赴き
    足だけで踏切を渡る
    車の窓に手形をつけるなど
    もしくは恨みを抱く相手の部屋に行って
    急にシャワーを出す
    壁や天井をカリカリ言わせるなどすればいいのであって
    住職が代々に渡って永眠を見守ってくれる場所に
    わざわざ出現する動機は皆目見当たらないのだ!
    つまり墓地とは
    地球上で一番霊が出る必要のない場所である!
    私が霊ならばそう思うのだが皆さんはいかがだろう?
    はてさて!
    やがて辿り着いた墓石に曰く因縁など無い事は
    でっち上げた私が一番よく知っている!
    中岡俊哉氏の本にしても私の蔵書だ!
    内容は全て把握している!
    何枚かはできれば深夜の墓地で見たくない写真だったが
    そもそも私は霊現象も心霊写真も一切信じていない!
    後に演劇人となるポテンシャルを発揮した上で
    なんなら砂利や枯れ葉などで効果音までをも添えて
    怪しげな恐怖体験をちゃんと怖く朗読して録音した!
    そして鐘つき堂に登って景気よく鐘を鳴らした!
    がいいいーん!
    さぁ帰ろう!

    と歩いて来た道を引き返していた時だ・・・。

    因縁などは無いはずのあの墓に近づくと
    ふとどこからか石や草を踏む足音が聞こえた気がした。
    夜中だぞ。
    気のせいか?
    ひょっとしてコーディネーターである私に不公平を感じて
    誰かがいたずらを仕掛けてきているのか?
    それもまた面白い!
    知らないふりをして逆に驚かせてやろう
    と歩き続けると・・・
    やはり足音がする。
    確かにする!
    間違いなく誰かが歩いている。
    1人ではない。
    複数の足音だ。
    私が止まると・・・その音も止まる。
    仲間のいたずらならばそろそろ何かを仕掛けてきそうなのに
    なんにしもして来ない。
    私が歩けば足音が聞こえ
    止まれば消える。
    これは仲間のいたずらではないと思うと
    どうしようもない恐怖に包まれた。
    じゃあ一体この深夜に誰が墓場を歩いているというのだ。
    私はさらに異変を感じた。
    あの曰く付きと私が詐称した墓石が
    ・・・赤い。
    赤い光が墓石の上を動いている!
    私はそれを見て立ちすくんだ!
    なんだあの光は!
    動けない!
    そんな私に背後から足音が近づいて来る!
    走る事はできなかった!
    足がまったく前に出なかった!
    ぼっ
    ぼっ
    ぼっ
    ぼっ
    という土を踏む足音が私の真後ろまで近づいた!

    そして!

    ポン

    と右肩を叩かれてしまった!
    私は墓地の地面にカクカクーンと崩れた!
    腰が抜けるというのはこういう事か!

    座り込む私に
    男が上から声を落として来た!

    「なにしてんのかなぁ?」

    見上げるとそれは
    赤く点灯する懐中電灯を構えた
    2人の制服警官だった!
    私はうまく話せなかったと思う!

    「夜中に龍門寺さんの鐘が鳴るって
     ご近所さんから通報があってね。」

    夜中に懐中電灯も持たずに1人で墓場を歩いていた理由を
    どうにかこうにか説明し
    もう肝試しは切り上げると宣言する事で
    私は解放された!
    鐘は鳴ったもののなぜか誰よりも帰りが遅い私を
    悪の巣窟で待つ参加者達は
    どういうわけかたいして心配していなかった!
    まぁ当時の私はそういうキャラクターだったのだろう!

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    (あまり心配されない当時の私 1989年3月19日撮影)

    このストーリーは後日
    山形新聞の「今週のお騒がせ110番」みたいなコラムに
    おもしろく文章化されて掲載される事となり
    「ごんぼちゃん」にたいそう喜ばれたものである!

    それがいつの話だったのか定かではない!
    高校では生徒会長をしていた時期もあり
    その頃に起こした事件だとするとなかなかの問題となるため
    その1年間は除外しよう!
    とすると多分
    高校1年生の夏だったのではないだろうか?

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    (大学推薦だけを目的に生徒会長をしていた時代の私)

    その後、岡田君からバンドに誘われた!
    髪の毛が耳にかかった人の音楽を聴かない私は
    岡田君とはまったく感性が合わなかったのだが
    ある時たしかブルースかR&Bの話題で盛り上がり
    それならば一度バンドで歌ってみないか?
    と誘われたのだった!
    かくして今も場所を変えて営業している
    山形の老舗音楽スタジオ「サンセットスタジオ」に赴いた!
    ところがそこで岡田君から求められたのは
    ヴァン・ヘイレンの『パナマ』
    オジー・オズボーンの『クレイジー・トレイン』だった!
    完全に話が違った!
    耳に髪の毛がかかった人たちの音楽じゃないか!
    特に喧嘩にはならなかったのだが
    私が岡田君のそのバンドに関わる事はそれから二度と無かった!
    恐らくそれを機会に
    だんだん岡田君と疎遠になっていった気がする!
    我々の仲を裂いたのは
    デイブ・リー・ロスとオジーだった!

    やがて高校を卒業して
    私は大阪に来た!
    岡田君は駒澤大学に入学したと聞いた!
    つまり彼はそこから仏門に入って行ったというわけだ!
    それから岡田君との接触は一切なかった!
    ただ一度だけ!
    彼に連絡を取って承諾を得たい一件があった!
    それは後に『パコと魔法の絵本』という映画になる舞台
    『ガマ王子vsザリガニ魔人』の中で
    登場するヤクザの名前に「龍門寺」と名付けた事だった!
    その役は
    ”パジャマ姿ながら顔にも苗字にも威圧感のある男”
    という設定だった!
    顔の威圧感は山内圭哉に預けるとして
    苗字の威圧感として私が選んだのが
    岡田君の実家の名前だった!
    しかし調べれば全国的に存在する寺の名であったし
    あそこまでヒットする事も想定していなかったため
    岡田君を探す事は早々に断念したと記憶している!

    高校を卒業してから36年?37年?
    なんかそれぐらいが過ぎた!
    もう36でも37でもどうでもいい年月だ!
    なにしろあの時生まれた赤ちゃんが
    おっさんと呼ばれるに充分な年月である!

    今年1月に山形県で講演会を行ったその主催である
    「村山市役所の安孫子さん」
    村山市民会館の館長にして
    現役のお坊さんであると自己紹介してくれた!
    公務員でありながらサイドビジネスが許され
    それがお坊さんというのは実に興味深かった!
    現に安孫子さんは私が講演会を行う日に
    一度会館を離れて
    どこかでお経をあげてから戻って来た!
    そんな安孫子さんとの談笑中
    実に意外な名前が飛び出した!

    「宗派で言うと私は岡田さんの龍門寺と一緒でしてね!」

    ん?
    岡田さん?
    龍門寺?
    ああなるほど!
    岡田君のお父さんの話か!

    「確か岡田さんは大王の同級生じゃないですか?」

    ややっ!
    違った!
    安孫子さんはあの岡田君の話をしていた!

    「どうなったんですか?
     岡田君はどこでどうしてるんですか?」

    私の質問に安孫子さんは笑った!

    「どこでどうしてるって・・・
     彼は龍門寺の副住職ですよ!」

    山形市の実家に帰った私は
    さっそくインターネットで
    山形市北山形にある龍門寺の電話番号を調べて
    ものすごく苦手な電話というものをかけてみた!
    電話を取った女性にどう切り出していいものか迷いながら

    「あのう私・・・
     吉本興業という会社で・・・
     作家をしておりまして・・・
     かつては山形東高校で・・・
     えーっと・・・
     岡田・・・」

    しまった!
    岡田君の下の名前が思い出せないのに電話してしまった!
    きっと先方はみんな岡田さんだろうに!
    どうしよう!
    するとその女性は私のしどろもどろを察して!

    「秀一の同級生の後藤さんですか?」

    「は!はい!ええ!そうです!」

    女性はお母さんで私を記憶してくれていたようである!
    そして岡田君は秀一だった!
    そうそう!
    岡田秀一君だ!

    やがて夜になって岡田君から電話が来た!
    夜になったら岡田君から電話が来ると知っていたので取った!
    なんだその文は?と思われるかもしれないが
    普段はそれぐらい電話との関係を断っている私なのである!

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    (その日の朝起きた時の実家の庭。雪はさらに降り積もった。)

    山形大学で「小幡准教授」と共に
    「嘉一ボックス」を開封した後
    外に出るとそこは
    一歩踏み出すにも膝蹴り並みに足を上げなければいけない
    驚くほどの大雪だった!
    ふと携帯電話を見ると
    「山形大学入口に車を停めて待っています」
    と岡田君からの連絡が入っていた!
    見渡すと守衛室の横に
    そもそも何色だったのかわからないほど
    真っ白な雪を積もらせた車から
    ハンチング帽を後ろ向きにかぶった同級生が降りて来て
    こちらに手を振っていた!
    てっきり袈裟でも着ているものと思っていただけに
    とても岡田君な姿をした岡田君に私は手を振り返した!

    「いやいやいやいやどーもどーもまず!
     何年ぶりだべねぇ!」

    車内で話しかけて来た岡田君は
    何も飾らない山形人だった!

    「まずは龍門寺でいいんだべがねぇ?」

    もちろん!
    君に会えたなら次の目的はそれしかない!
    車は大雪の中を龍門寺に向かって走った!

    到着した龍門寺は相変らず立派なお寺だった!
    残念ながらあの思い出深い墓地には
    突然の大雪で踏み込めなかったが
    鐘つき堂はちゃんとそびえていた!
    岡田君は立派な副住職になっていた!
    そして聞くところによると来月6月には
    彼は本住職になるらしい!
    ”本住職”という言葉があるのかは知らないが
    ”チーフ住職”とか”トップ住職”とかよりは正しいだろう!
    2人で白い息を吐きながら
    立派な本堂を抜け
    廊下を歩き
    通された綺麗な和室でお茶をいただいた!
    そこで話を聞いて驚いた!
    なんとそこがあの”悪の巣窟”だったと言うのだ!

    「タクシー着いだんで!
     行ぎましょう!」

    あまりにも長い年月をおいての再会だったせいで
    我々はどう呼び合っていいかもわからずギクシャクし
    岡田君は時々私に敬語を使った!
    私に関して言えば彼の下の名前を忘れていたぐらいなので
    きっと高校時代も”岡田君”と呼んでいたに違いない!
    かくして抜けていた時間を埋めるべく
    岡田君行きつけのお店を二軒ほど巡った!

    一軒目は海鮮料理の居酒屋銀次郎というお店だった!
    実に美味しい海鮮料理をいただきながら
    あの時どうだった
    あいつはどうなった
    な会話を楽しんだ!

    二軒目に連れて行ってもらったお店は
    山形のロック界におけるレジェンドの1人である
    「半澤ジョージ」さんが経営するロックバー
    「ラバーソウル」だった!
    どうやら岡田君は山形に戻っての混沌とした時代
    この半澤ジョージさんにずいぶんお世話になったとの事だ!
    このお店で吐血して運ばれた事もあれば
    このお店でしばしばライブも行っていたと言う!
    そう!
    岡田君はまだギターを弾いていたのだ!

    「おい岡田君!
     あれ覚えてるか?」

    私は岡田君からバンドに誘われた
    あの忌まわしき事件の話をした!
    そしてあの時はあまりにも趣味が合わなかったが
    53歳(当時)になった自分は
    髪の毛が耳にかかった人たちの音楽にも
    ちゃんと聴く耳を持っている事を伝えた!
    なので!
    岡田君のギターに合わせてその場で『パナマ』を歌った!
    それほど悪い出来ではなかった!
    この歌のせいで2人の仲がこじれたとはとても信じられない
    愉快なご機嫌セッションだった!
    実を言えば私は
    MTVのリアリティドラマ『オズボーンズ』のファンだったので
    その主題歌であった『クレイジー・トレイン』も
    時折お風呂で口ずさむ事がある!
    とは言えまぁパット・ブーンが歌うジャズ・バージョンだが!

    私はスマートフォンを操作して
    岡田君に1枚のピンボケ写真を見せた!
    それは高校一年生の時に学校の旅行で撮影された
    我々2人のこんなツーショット写真だった!

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    「せっかくの再会だ!
     これとおんなじのを撮ろうじゃないか!」

    そしてこんな写真を撮った!
    大好きな写真になった!

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    「岡田君、実はヤクザの名前に
     ”龍門寺”って付けたんだけどさ・・・」

    そんなのは映画公開時から気づいていたよと笑われた!

    抜けてしまった時間を
    取り返しのつかないものと考えるのは
    実にもったいない事だ!
    たとえ30年以上空いてしまっていても
    ほんの数時間とビール数杯(十数杯)で取り戻す事ができる!
    不仲になった原因の歌が
    忘れられない再会の歌になったりする!
    だとすると今抱えているかもしれない不愉快な記憶も
    きっといつかは楽しい財産になるのだろう!
    人生は予想がつかないから面白いのだ!

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