記事へ戻る changeさん のコメント change 「対米欧で結束」を狙う。表面的に言葉をそのまま受け取ると、全体像からかけ離れてしまう。一つの「レトリック」である。 ブログでも明快にされているが、特に注意しなければいけないのは、インドが入っていることである。インドは利権に絡む経済と安全保障を別に考えており、割り切った見方考え方をしている。ASEAN諸国も同じであり、中央アジア、中東諸国も同じである。 経済は、利権に群がる「ハイエナ」のように見境がなく同じように米欧経済に結び付いている。安全保障面では、露中と同盟を結ぶことがなく米欧の体制に参加結びついている。 SCOに群がる国々は経済を天秤棒で計量して損得を明確にするが、安全保障については天秤棒解釈を採用していない。 実際に起きていることは、ウクライナロシア戦争でよくわかる。戦争前NATOに加盟した国々がだんだん増えた行ったし、戦争が始まれば、中立を維持していた国々がNATO加盟を申請したり、中央アジア5か国のようにロシアから安全保障面から距離を置き始めている。 SCOなどは「同床異夢」であり、経済偏重の一時的「野合集団」に過ぎない。経済規模が大きいといっても、米欧の金融体制に守られた経済集団であり、一人歩きできているわけではない。無視するわけにはいかないが、30%とか40%という数字にごまかされないことが大切なのでしょう。 No.1 16ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 読売「中国・ロシア主導の「上海協力機構」にイラン加盟…対米欧で結束狙う」、AL JAZEERA;SC... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
change 「対米欧で結束」を狙う。表面的に言葉をそのまま受け取ると、全体像からかけ離れてしまう。一つの「レトリック」である。 ブログでも明快にされているが、特に注意しなければいけないのは、インドが入っていることである。インドは利権に絡む経済と安全保障を別に考えており、割り切った見方考え方をしている。ASEAN諸国も同じであり、中央アジア、中東諸国も同じである。 経済は、利権に群がる「ハイエナ」のように見境がなく同じように米欧経済に結び付いている。安全保障面では、露中と同盟を結ぶことがなく米欧の体制に参加結びついている。 SCOに群がる国々は経済を天秤棒で計量して損得を明確にするが、安全保障については天秤棒解釈を採用していない。 実際に起きていることは、ウクライナロシア戦争でよくわかる。戦争前NATOに加盟した国々がだんだん増えた行ったし、戦争が始まれば、中立を維持していた国々がNATO加盟を申請したり、中央アジア5か国のようにロシアから安全保障面から距離を置き始めている。 SCOなどは「同床異夢」であり、経済偏重の一時的「野合集団」に過ぎない。経済規模が大きいといっても、米欧の金融体制に守られた経済集団であり、一人歩きできているわけではない。無視するわけにはいかないが、30%とか40%という数字にごまかされないことが大切なのでしょう。 No.1 16ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 読売「中国・ロシア主導の「上海協力機構」にイラン加盟…対米欧で結束狙う」、AL JAZEERA;SC... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
ブログでも明快にされているが、特に注意しなければいけないのは、インドが入っていることである。インドは利権に絡む経済と安全保障を別に考えており、割り切った見方考え方をしている。ASEAN諸国も同じであり、中央アジア、中東諸国も同じである。
経済は、利権に群がる「ハイエナ」のように見境がなく同じように米欧経済に結び付いている。安全保障面では、露中と同盟を結ぶことがなく米欧の体制に参加結びついている。
SCOに群がる国々は経済を天秤棒で計量して損得を明確にするが、安全保障については天秤棒解釈を採用していない。
実際に起きていることは、ウクライナロシア戦争でよくわかる。戦争前NATOに加盟した国々がだんだん増えた行ったし、戦争が始まれば、中立を維持していた国々がNATO加盟を申請したり、中央アジア5か国のようにロシアから安全保障面から距離を置き始めている。
SCOなどは「同床異夢」であり、経済偏重の一時的「野合集団」に過ぎない。経済規模が大きいといっても、米欧の金融体制に守られた経済集団であり、一人歩きできているわけではない。無視するわけにはいかないが、30%とか40%という数字にごまかされないことが大切なのでしょう。
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