記事へ戻る 中庸左派さん のコメント 中庸左派 >米覇権崩壊の危機にどう対するか 私はこの論者の問題意識を完全に共有するものである。 その上で、サヨクを自認する私は、ロシアの特別軍事作戦から一年以上経過した今、時の経過から見えてくるものを踏まえて、日本の言論状況等を考えてみたい。 先ず、ロシアとウクライナの紛争についての評価である。私は、これはロシアのいうとおり「特別軍事作戦」であり、B層や主流権威筋メディアがよく言い立てる「侵略」という評価を退ける。 理由は、①2014年のマイダンクーデターを裏で操っていたのはアメリカ帝国であった。②以後、アメリカ帝国はウクライナ軍を訓練してきた。 https://www.reuters.com/article/us-ukraine-crisis-usa-idUSKCN0PY28A20150725 ③ドンバスの露系ウクライナ人への虐殺は完全に内戦である。 https://tass.com/world/775313 https://www.hrw.org/news/2015/02/04/dispatches-more-cluster-munition-use-ukraine https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E6%88%A6 ④NATOの東方拡大。 このようにロシアによる特別軍事作戦の背景には明らかに、今日まで続く、アメリカ帝国の一極覇権主義、そしてそれを維持強化するための介入主義=戦争の輸出がある。 一方、ロシアは明白に露系ウクライナ人からの支援要請を受けて、特別軍事作戦を開始した。 こうした事実を無視して、ネトウヨやB層、主流権威筋メディアはウクライナ応援団と化していることは、ある意味衆愚政治のなれの果て。 軽蔑するべき現象であるが、驚きは少ない。 ここにも、陰謀論珍サヨクとか下らない揶揄を繰り返す、知能レベルの低いB層ネトウヨが現れるが、このての馬鹿は、ボウフラと同じで害虫ではあるが、根絶は難しい。適当にあしらうしかないもの。 しかし、今回、特筆すべき異様さは、所謂リベラル、左派、左派政党、即ち反戦派の多くがウクライナ応援団に転落していったことである。その延長上にムダな防衛費増額に反対する論拠を失い、唯々諾々と軍産複合体のボロ儲けに手を貸したのであった。 日本はマンマと型落ちミサイルを軍産複合体から払い下げられて、ご満悦、みたいな、悲しくも情けない有様である。 この点から、日本のリベラル、左派勢力は厳しく批判されなければならない。 当初、弱小国ウクライナ、ロシアによる「国際法違反」というイメージが流布し、ロシアによる「侵略」論に、リベラル、左派系のヒト達が幻惑された。 アメリカ帝国によるイラク侵略戦争反対の延長上に、ロシアによる「侵略」反対という論理が短絡的な自動思考として出来あがったからであった。 この論理は、即ちアメリカ帝国のイラク侵略とロシアによるウクライナ侵略を同一視する論理である。 ここに完全な間違いがある。それは先あげた、①②③④の事実を無視しないと、成立しない論理だからだ。事実を無視して組み立てられた論理が間違いであることは言うまでもない。 今回のロシアによる特別軍事作戦の原因の最重要要素は、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争、シリア戦争等など、アメリカ帝国による覇権介入主義戦争と同様の手口であることは明白である。 繰り返すが、ロシアによる特別軍事作戦は、露系ウクライナ人からの要請を受けて、国際法に則った行動である。その前提に、2014年からのウクライナ内戦=露系ウクライナ人の虐殺がある。 それは、イラク戦争におけるアメリカ帝国の行為とは質的に異なる、ということだ。 つまり、今回の「戦争」は、アメリカ帝国による、これまでどおりの手口、アメリカ帝国による「侵略」戦争に等しい、ということだ。 即ち、イラク戦争がアメリカ帝国による「侵略」であったのと、同様に今回のウクライナとロシアの「戦争」も、その本質は、ウクライナとロシアへのアメリカ帝国の「侵略」であった。 そこに違いなど無いのだ。 アメリカ帝国は、これまで一貫して続けてきた戦争の輸出による覇権維持強化の画策を実行しているに過ぎない。 だから、論理的には、反戦派にとっては、敵はあくまでアメリカ帝国である。 そのことは、ロシアによる特別軍事作戦開始から一年以上経過した今、より鮮明に見えてきている。 この間、起こった事実を思い出せば良い。 ノルドストリームが爆破された。爆破したのは誰か? ロシア寄り発言を繰り返した安倍は暗殺された。暗殺したのは誰か? 戦争によりボロ儲けしたのは誰か? https://thegrayzone.com/2023/06/29/nuclear-annihilation-max-blumenthal-security-council/ 何故、アメリカ帝国は異常な額の資金提供を含む武器支援を続けるのか? 何故、イギリスは劣化ウラン弾まで供与するのか? 何故、アメリカ帝国はクラスター爆弾を供与するのか? 一年以上経過した今、見えてくる事実現実を見て、それでもアメリカ帝国は可哀想なウクライナを助けてあげている「世界の警察官」だ!と、日本のリベラル、左派は言うのだろうか? とするなら、正直、馬鹿としか言いようがないと思える。馬鹿は、ネトウヨ、B層、親米保守、嫌中、嫌露などの古典的馬鹿だけにしてもらいたいと思う。 この古典的馬鹿チームにリベラルや左派まで加入したのでは、日本の未来は暗いと考えている。 >「愛国」の旗 私はサヨク活動家を続けて来たので、プロレタリア国際主義に漠然とした憧憬があった。だから、実は「愛国」には、どこか距離を置く思考が染み付いている。 しかし、ネオコンや軍産複合体ら戦争屋の始祖は実は国際トロツキズムであり、それこそが、グローバリズムだ、という主張にも触れた。 右とか、左とか、信じていたものが溶解していくカンジがある。私自身揺れている。だが、反戦平和を分析視覚にすえれば、この世界は明瞭に解釈できると信じている。 その観点から、この論者の次の指摘に賛同する。 「米覇権との闘いの歴史が教えてくれているように、そこで掲げられた旗は、一貫して、自分たちの国と民族を第一にする「愛国」の旗だった。今、日本の政界、メディアではこういう傾向は、「極右」とされている。だが、時代は転換している。日本の米国の下への統合一体化が現実のものとなってきている今日、日本国民が持つ「愛国」の意識が呼び覚まされ、米覇権秩序拒否が選択される時がくる。」 No.10 16ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 読み人知らず「時代の転換点」と日本の進路:今日本は米国の要求に従って、「米対中ロ新冷戦... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
中庸左派 >米覇権崩壊の危機にどう対するか 私はこの論者の問題意識を完全に共有するものである。 その上で、サヨクを自認する私は、ロシアの特別軍事作戦から一年以上経過した今、時の経過から見えてくるものを踏まえて、日本の言論状況等を考えてみたい。 先ず、ロシアとウクライナの紛争についての評価である。私は、これはロシアのいうとおり「特別軍事作戦」であり、B層や主流権威筋メディアがよく言い立てる「侵略」という評価を退ける。 理由は、①2014年のマイダンクーデターを裏で操っていたのはアメリカ帝国であった。②以後、アメリカ帝国はウクライナ軍を訓練してきた。 https://www.reuters.com/article/us-ukraine-crisis-usa-idUSKCN0PY28A20150725 ③ドンバスの露系ウクライナ人への虐殺は完全に内戦である。 https://tass.com/world/775313 https://www.hrw.org/news/2015/02/04/dispatches-more-cluster-munition-use-ukraine https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E6%88%A6 ④NATOの東方拡大。 このようにロシアによる特別軍事作戦の背景には明らかに、今日まで続く、アメリカ帝国の一極覇権主義、そしてそれを維持強化するための介入主義=戦争の輸出がある。 一方、ロシアは明白に露系ウクライナ人からの支援要請を受けて、特別軍事作戦を開始した。 こうした事実を無視して、ネトウヨやB層、主流権威筋メディアはウクライナ応援団と化していることは、ある意味衆愚政治のなれの果て。 軽蔑するべき現象であるが、驚きは少ない。 ここにも、陰謀論珍サヨクとか下らない揶揄を繰り返す、知能レベルの低いB層ネトウヨが現れるが、このての馬鹿は、ボウフラと同じで害虫ではあるが、根絶は難しい。適当にあしらうしかないもの。 しかし、今回、特筆すべき異様さは、所謂リベラル、左派、左派政党、即ち反戦派の多くがウクライナ応援団に転落していったことである。その延長上にムダな防衛費増額に反対する論拠を失い、唯々諾々と軍産複合体のボロ儲けに手を貸したのであった。 日本はマンマと型落ちミサイルを軍産複合体から払い下げられて、ご満悦、みたいな、悲しくも情けない有様である。 この点から、日本のリベラル、左派勢力は厳しく批判されなければならない。 当初、弱小国ウクライナ、ロシアによる「国際法違反」というイメージが流布し、ロシアによる「侵略」論に、リベラル、左派系のヒト達が幻惑された。 アメリカ帝国によるイラク侵略戦争反対の延長上に、ロシアによる「侵略」反対という論理が短絡的な自動思考として出来あがったからであった。 この論理は、即ちアメリカ帝国のイラク侵略とロシアによるウクライナ侵略を同一視する論理である。 ここに完全な間違いがある。それは先あげた、①②③④の事実を無視しないと、成立しない論理だからだ。事実を無視して組み立てられた論理が間違いであることは言うまでもない。 今回のロシアによる特別軍事作戦の原因の最重要要素は、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争、シリア戦争等など、アメリカ帝国による覇権介入主義戦争と同様の手口であることは明白である。 繰り返すが、ロシアによる特別軍事作戦は、露系ウクライナ人からの要請を受けて、国際法に則った行動である。その前提に、2014年からのウクライナ内戦=露系ウクライナ人の虐殺がある。 それは、イラク戦争におけるアメリカ帝国の行為とは質的に異なる、ということだ。 つまり、今回の「戦争」は、アメリカ帝国による、これまでどおりの手口、アメリカ帝国による「侵略」戦争に等しい、ということだ。 即ち、イラク戦争がアメリカ帝国による「侵略」であったのと、同様に今回のウクライナとロシアの「戦争」も、その本質は、ウクライナとロシアへのアメリカ帝国の「侵略」であった。 そこに違いなど無いのだ。 アメリカ帝国は、これまで一貫して続けてきた戦争の輸出による覇権維持強化の画策を実行しているに過ぎない。 だから、論理的には、反戦派にとっては、敵はあくまでアメリカ帝国である。 そのことは、ロシアによる特別軍事作戦開始から一年以上経過した今、より鮮明に見えてきている。 この間、起こった事実を思い出せば良い。 ノルドストリームが爆破された。爆破したのは誰か? ロシア寄り発言を繰り返した安倍は暗殺された。暗殺したのは誰か? 戦争によりボロ儲けしたのは誰か? https://thegrayzone.com/2023/06/29/nuclear-annihilation-max-blumenthal-security-council/ 何故、アメリカ帝国は異常な額の資金提供を含む武器支援を続けるのか? 何故、イギリスは劣化ウラン弾まで供与するのか? 何故、アメリカ帝国はクラスター爆弾を供与するのか? 一年以上経過した今、見えてくる事実現実を見て、それでもアメリカ帝国は可哀想なウクライナを助けてあげている「世界の警察官」だ!と、日本のリベラル、左派は言うのだろうか? とするなら、正直、馬鹿としか言いようがないと思える。馬鹿は、ネトウヨ、B層、親米保守、嫌中、嫌露などの古典的馬鹿だけにしてもらいたいと思う。 この古典的馬鹿チームにリベラルや左派まで加入したのでは、日本の未来は暗いと考えている。 >「愛国」の旗 私はサヨク活動家を続けて来たので、プロレタリア国際主義に漠然とした憧憬があった。だから、実は「愛国」には、どこか距離を置く思考が染み付いている。 しかし、ネオコンや軍産複合体ら戦争屋の始祖は実は国際トロツキズムであり、それこそが、グローバリズムだ、という主張にも触れた。 右とか、左とか、信じていたものが溶解していくカンジがある。私自身揺れている。だが、反戦平和を分析視覚にすえれば、この世界は明瞭に解釈できると信じている。 その観点から、この論者の次の指摘に賛同する。 「米覇権との闘いの歴史が教えてくれているように、そこで掲げられた旗は、一貫して、自分たちの国と民族を第一にする「愛国」の旗だった。今、日本の政界、メディアではこういう傾向は、「極右」とされている。だが、時代は転換している。日本の米国の下への統合一体化が現実のものとなってきている今日、日本国民が持つ「愛国」の意識が呼び覚まされ、米覇権秩序拒否が選択される時がくる。」 No.10 16ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 読み人知らず「時代の転換点」と日本の進路:今日本は米国の要求に従って、「米対中ロ新冷戦... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
私はこの論者の問題意識を完全に共有するものである。
その上で、サヨクを自認する私は、ロシアの特別軍事作戦から一年以上経過した今、時の経過から見えてくるものを踏まえて、日本の言論状況等を考えてみたい。
先ず、ロシアとウクライナの紛争についての評価である。私は、これはロシアのいうとおり「特別軍事作戦」であり、B層や主流権威筋メディアがよく言い立てる「侵略」という評価を退ける。
理由は、①2014年のマイダンクーデターを裏で操っていたのはアメリカ帝国であった。②以後、アメリカ帝国はウクライナ軍を訓練してきた。
https://www.reuters.com/article/us-ukraine-crisis-usa-idUSKCN0PY28A20150725
③ドンバスの露系ウクライナ人への虐殺は完全に内戦である。
https://tass.com/world/775313
https://www.hrw.org/news/2015/02/04/dispatches-more-cluster-munition-use-ukraine
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E6%88%A6
④NATOの東方拡大。
このようにロシアによる特別軍事作戦の背景には明らかに、今日まで続く、アメリカ帝国の一極覇権主義、そしてそれを維持強化するための介入主義=戦争の輸出がある。
一方、ロシアは明白に露系ウクライナ人からの支援要請を受けて、特別軍事作戦を開始した。
こうした事実を無視して、ネトウヨやB層、主流権威筋メディアはウクライナ応援団と化していることは、ある意味衆愚政治のなれの果て。
軽蔑するべき現象であるが、驚きは少ない。
ここにも、陰謀論珍サヨクとか下らない揶揄を繰り返す、知能レベルの低いB層ネトウヨが現れるが、このての馬鹿は、ボウフラと同じで害虫ではあるが、根絶は難しい。適当にあしらうしかないもの。
しかし、今回、特筆すべき異様さは、所謂リベラル、左派、左派政党、即ち反戦派の多くがウクライナ応援団に転落していったことである。その延長上にムダな防衛費増額に反対する論拠を失い、唯々諾々と軍産複合体のボロ儲けに手を貸したのであった。
日本はマンマと型落ちミサイルを軍産複合体から払い下げられて、ご満悦、みたいな、悲しくも情けない有様である。
この点から、日本のリベラル、左派勢力は厳しく批判されなければならない。
当初、弱小国ウクライナ、ロシアによる「国際法違反」というイメージが流布し、ロシアによる「侵略」論に、リベラル、左派系のヒト達が幻惑された。
アメリカ帝国によるイラク侵略戦争反対の延長上に、ロシアによる「侵略」反対という論理が短絡的な自動思考として出来あがったからであった。
この論理は、即ちアメリカ帝国のイラク侵略とロシアによるウクライナ侵略を同一視する論理である。
ここに完全な間違いがある。それは先あげた、①②③④の事実を無視しないと、成立しない論理だからだ。事実を無視して組み立てられた論理が間違いであることは言うまでもない。
今回のロシアによる特別軍事作戦の原因の最重要要素は、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争、シリア戦争等など、アメリカ帝国による覇権介入主義戦争と同様の手口であることは明白である。
繰り返すが、ロシアによる特別軍事作戦は、露系ウクライナ人からの要請を受けて、国際法に則った行動である。その前提に、2014年からのウクライナ内戦=露系ウクライナ人の虐殺がある。
それは、イラク戦争におけるアメリカ帝国の行為とは質的に異なる、ということだ。
つまり、今回の「戦争」は、アメリカ帝国による、これまでどおりの手口、アメリカ帝国による「侵略」戦争に等しい、ということだ。
即ち、イラク戦争がアメリカ帝国による「侵略」であったのと、同様に今回のウクライナとロシアの「戦争」も、その本質は、ウクライナとロシアへのアメリカ帝国の「侵略」であった。
そこに違いなど無いのだ。
アメリカ帝国は、これまで一貫して続けてきた戦争の輸出による覇権維持強化の画策を実行しているに過ぎない。
だから、論理的には、反戦派にとっては、敵はあくまでアメリカ帝国である。
そのことは、ロシアによる特別軍事作戦開始から一年以上経過した今、より鮮明に見えてきている。
この間、起こった事実を思い出せば良い。
ノルドストリームが爆破された。爆破したのは誰か?
ロシア寄り発言を繰り返した安倍は暗殺された。暗殺したのは誰か?
戦争によりボロ儲けしたのは誰か?
https://thegrayzone.com/2023/06/29/nuclear-annihilation-max-blumenthal-security-council/
何故、アメリカ帝国は異常な額の資金提供を含む武器支援を続けるのか?
何故、イギリスは劣化ウラン弾まで供与するのか?
何故、アメリカ帝国はクラスター爆弾を供与するのか?
一年以上経過した今、見えてくる事実現実を見て、それでもアメリカ帝国は可哀想なウクライナを助けてあげている「世界の警察官」だ!と、日本のリベラル、左派は言うのだろうか?
とするなら、正直、馬鹿としか言いようがないと思える。馬鹿は、ネトウヨ、B層、親米保守、嫌中、嫌露などの古典的馬鹿だけにしてもらいたいと思う。
この古典的馬鹿チームにリベラルや左派まで加入したのでは、日本の未来は暗いと考えている。
>「愛国」の旗
私はサヨク活動家を続けて来たので、プロレタリア国際主義に漠然とした憧憬があった。だから、実は「愛国」には、どこか距離を置く思考が染み付いている。
しかし、ネオコンや軍産複合体ら戦争屋の始祖は実は国際トロツキズムであり、それこそが、グローバリズムだ、という主張にも触れた。
右とか、左とか、信じていたものが溶解していくカンジがある。私自身揺れている。だが、反戦平和を分析視覚にすえれば、この世界は明瞭に解釈できると信じている。
その観点から、この論者の次の指摘に賛同する。
「米覇権との闘いの歴史が教えてくれているように、そこで掲げられた旗は、一貫して、自分たちの国と民族を第一にする「愛国」の旗だった。今、日本の政界、メディアではこういう傾向は、「極右」とされている。だが、時代は転換している。日本の米国の下への統合一体化が現実のものとなってきている今日、日本国民が持つ「愛国」の意識が呼び覚まされ、米覇権秩序拒否が選択される時がくる。」
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