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changeさん のコメント

戦争の陣地取りゲームでの鉄則は、攻撃は守備の数倍の兵力と武器が必要ということであり、この戦争で実証されている。

特に最初から核兵器保有国同士のNATO対ロシアであれば、戦争に入ることはないが、

核保有国と戦力が大きな差があるロシア対ウクライナであれば、普通に考えれば、圧倒的にロシアが勝利するのが当然の帰趨であった。今回の戦争はロシアが圧倒的な戦力を保持しながら勝てず、戦争がビジネス化したため、長期化せざるを得ない。当事者のロシアとウクライナが賢くならなければ、米国と中國の思惑通り「餌食」にされると見るべきでしょう。

今回の戦争の教訓を生かそうとすれば、台湾海峡をはさんで中国が台湾を攻撃し侵攻するということは、不可能なことなのでしょう。台湾の場合は米国が前面に出ており、同盟関係を結ぶ西側が結束を固めており後方支援体制が固く、海中、海上、空からの戦争であり、兵器技術力の差と兵士の質がそのまま戦力差に直結する。特に水中深く潜航する潜水艦の差が戦力差に直結するのでしょう。

日本は遅ればせながら自衛の費用を増やし抑止力向上と友好国との連携を深めているのは好ましい対策といえる。最近自衛隊と中国軍との情報交換の場が設けられ始めたと報道しており、戦争の当事者同士の交流は抑止力につながり好ましい現象といえる。台湾海峡を挟んで戦争をしたら、当事者の被害だけでなく世界に対する影響が大きく、会話と抑止力の整備が不可欠となる。

中国の応援団、米国の応援団になる事が極めて危険であり、米国だけでなく中国に対する声を上げることが必要である。このブログに参加する人たちは中国応援団であるが、戦争を回避しようとすれば、偏ることは危険であり、双方の抑制を要望すべきでしょう。
No.1
10ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。