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maruさん のコメント


BBCドキュメント「J-POPの捕食者」
<おもしろポイント>

①冒頭の街頭インタビューに出てくる人のクセが強い!
・「He is GOD!」くん
・クロちゃん並みのハイトーン男

②毛量の多い、ヒゲのBBC記者"モビーン"、ジャニーやジャニタレの写真が入手できない事に大騒ぎ。だが、事務所が所属する人間の肖像権を守るのは当たり前の事。ジャニーズは他事務所より厳しいかもしれないが、それを権力暴走の如く描くのはミスリード。

③そして見せ場は「被害にはあっていない。」と断言する平本に、絶句するモビーン。さすが売れなかっただけの事はあるなぁ…というKY発言に爆笑。被害にもあっていないのに、被害者の会代表を務める平本…詐欺師?

④平本の次に出てきたリュウ氏に至っては、ジャニーが性的一線を越えそうだったので拒否したところ、素直に「ごめん、ごめん。」と言われ収まったとの事で、強要されてもいない。ジャニーの事を「今でも大好き!」と言うリュウ氏。

⑤悩んで、うなだれてしまうモビーン。無理矢理リュウ氏がコントロールされてる事にして、正気を保つモビーン。

⑥終盤で登場するレン氏にも「受け入れちゃってる時点で、どちらも責められない。売れるためなら受け入れたと思う。」と言われ、また自分の頭がついていかなくなっちゃうモビーン。

⑦無許可撮影を注意されといて、相手の「人間性が欠如している」等とムチャクチャな逆ギレをするモビーン。

相手から自分の望む答えが返って来ないと、すぐ「自分の頭がついていかなくなっちゃう」のが、モビーンのチャームポイント。

サブタイトル
〜ヒゲの外人 珍道中〜
No.72
16ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第477号 2023.8.15発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…ジャニーズ問題は、単なるひとつの時事問題では済まないものになった。これは日本古来の文化・民俗性に関わる重大なものであり、今後もライジングでは連続して取り上げていくことにする。キリスト教文化圏は、性に対して極めて厳格である。日本では、性に対して限りなく寛容である。キリスト教文化と日本文化の感覚の差は埋めがたいほど大きい。日本は遥か昔から男色文化が盛んだったが、明治政府は西欧の価値観に合わせて「文明国」の仲間入りをするために、男性同士の性交を禁ずる法律をも制定したというところまでは、前回述べた。ではその明治を男色文化はどのように生き延びたのだろうか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…経済産業省に勤め、女性として生活している50代のトランスジェンダーの職員が、職場の女性用トイレの使用を制限されているのは不当だとして国を訴えていた裁判で、最高裁が「トイレの使用制限を認めた国の対応は違法」との判決を下した。判決は「国としてトランスジェンダーに対して、一律にこうあれ」と規則を下したものではなく、TPOによって解決法はさまざまであり、何よりもまずは社会全体での議論を喚起したいという大きなテーマがこめられているのだった。ところが、この判決に対して、猛然と異を唱える雑誌がある。今号の『月刊正論』特集「性は多様にあらず」、その筆頭論文は、八木秀次の『最高裁トイレ判決は社会分断の序曲』である。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…日本にカジノができることに関してはどう思う?竹田恒泰氏のスラップ訴訟、その後なにか連絡はあった?「おぼっちゃまくん」の主人公の茶魔は性転換していた!?夏のこの時期、先生の最も快適な寝方とは?左翼フェミらは「女性の味方」では全然ないのでは?旧統一教会報道がアッと言う間に下火になった裏には何かあると思うのは勘繰り過ぎ?「24時間テレビ」は続いた方が良いと思う?『どとーの愛』は小学生男子に読ませても大丈夫?気の合わない人こそ自分の周りに集めるべき?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第506回「男色文化は明治をどのように生き延びたか?」 2. しゃべらせてクリ!・第433回「貧ぼっちゃまの告白にみんなで落涙!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第300回「差別したい八木秀次の経産省トランスジェンダー叩き」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第506回「男色文化は明治をどのように生き延びたか?」  ジャニーズ問題は、単なるひとつの時事問題では済まないものになった。  これは日本古来の文化・民俗性に関わる重大なものであり、今後もライジングでは連続して取り上げていくことにする。   キリスト教文化圏は、性に対して極めて厳格である。   日本では、性に対して限りなく寛容である。  男性同士の性行為にしても、キリスト教では自然に反する最悪の罪とされているが、日本では古代から「男色」の文化があり、自然なこととして受け入れられてきた。  ジャニー喜多川がやっていた「美少年愛」という性癖は、 「今ならもう許されることではないし、変質者と言うしかないが」 、江戸時代なら咎められることはなかっただろう。  レイプでは絶対なく、 同意の上の性的いたずらなら枕営業 ということになる。拒否することも可能、逃げることも可能、警察に訴えることも可能なら、強制性がなくなってしまう。  唯一、強制性を訴えるなら、「グルーミング」しかないが、子供には「主体性」が全くないのか?子供を預けた親にも「主体性」が全くないのか?ジャニーズ出身のスターは、全員、「グルーミング出身者」で、変質者に騙されて餌食になった男たちか?ということになって、とてつもない偏見を植えつけてしまう。  そもそもジャニーズ問題は個人の精神性の問題に帰結するものではない。  キリスト教文化と日本文化の感覚の差は埋めがたいほど大きい。 ジャニーズについて、日本国内ではずっと 「黙認」 されていたにもかかわらず、欧米からの外圧によって問題化されてしまったという構図も、この価値観の相違がもたらした典型的なケースといえる。  日本では豊臣秀吉の時代から明治時代半ばまでの300年余りの間、キリスト教が禁じられていた。  その理由としては、西欧がキリスト教の布教によって他国を侵略していたためということがよく挙げられるが、今後はそれだけではなく、そもそもキリスト教と日本の価値観が、根本的に異なっていたという面にも注目していかなければならないだろう。  日本は明治時代「文明開化」の名のもとに急速に西欧化を目指し、キリスト教的価値観を 「無批判に」 受け入れようと邁進した。  わしはこれこそが日本の堕落の始まりであったと確信している。  そのように考える人は、かつては右側にはいたものだが、今では右にも左にも全くいない。 今の右側は、皇統問題で明らかなように、なんと明治以降につくられたものを「伝統」と思い込むほど劣化し尽くしてしまったし、左側は昔も今も、欧米的価値観こそが「進歩的」と信じて疑わないのだ。  明治政府は西欧の価値観に合わせて「文明国」の仲間入りをするために、男性同士の性交を禁ずる法律をも制定したというところまでは、前回述べた。  そもそも男色文化は、江戸時代後期には大都市の男女比が正常化したことや、幕府の改革政策によって既に衰退に向かっていた。  これに明治の文明開化政策が加わったのだから、男色文化はすんなり消滅してもおかしくないところだったのだが、ところが実際には全然そうはならなかった。  その原因は、第一には倒幕維新の雄、薩摩にあった。   当時の男色文化の状況には地域差がかなりあったが、薩摩は日本で最も盛んといっていいほどだった。  その理由は、他のどの藩とも異なる薩摩の社会構造にあった。   他藩は武士の比率が5~7% で、ほとんどが城下町に居住していたが、薩摩では武士が30%近くを占めており、領内100以上の「郷」に分かれて居住し、半農半士の生活をしていた。  その武士の子弟は、郷ごとに兵児組(へこぐみ)と呼ばれる数百人単位の組織に編成され、 14、15歳までの元服前の少年を「稚児(ちご)」 、 元服してから妻帯するまでの14~25歳くらいまでの青年を「二才(にせ)」 といった。  二才は稚児に剣術などを教え、薩摩隼人としての人間形成を担い、二才と稚児は、とても親密な関係にあった。  しかも 薩摩には極度の女性忌避があり、「道を歩いていて女性に会っただけで、女性は穢れているからと避けて通っていた」というほどで、そんな男尊女卑感覚の中、男だけの集団が作られていた。  さて、そうなると、どうなるか? 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!