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changeさん のコメント

ウクライナロシア戦争の影響は、NATOに対する影響であり、米国に対する影響は低い。米国はNATOに対する影響力を強めるため資金、兵器を支援している。支援の見返りとして、ロシアの戦力をつぶさに情報としてウクライナから得られる価値は金額に換えられない。また、ウクライナ自身が編み出している攻撃戦略などは、お金に代えがたい貴重な情報もある。

これまで、米国は全面的に支援してきたわけではない。F-16など航空戦力がNATOから今回加わっておれば、ウクライナの状況は格段に異なっていたのでしょう。米国議会が決めてもバイデンがウクライナの戦力アップを削いできたといえる。兵器を支援しても一呼吸遅れウクライナが直面している状況にマッチしたものではなかった。

NATOの英国が米国の状況を見計らって、ウクライナ内での訓練のため英国兵を派遣するといっている。また、食糧輸送円滑化のため黒海に艦隊を派遣するといっている。米国が下がれば、英国をはじめフランス、ドイツが主導的立場をとるというより取らざるを得ないのでしょう。逆にその方がすっきりする。ロシアと英国、フランス、ドイツは当事者であり真剣な外交交渉を展開してほしい。

今回はっきりしたことは、ロシアがこだわるのがよくわかる。戦力さえ整っていれば、ウクライナはロシアと互角以上の団結する国民性を備えているということである。技術力もあるが、これだけ国が破壊されても戦い抜く力は並大抵のものではない。戦争が終われば日本のように素晴らしく発展した国になっていくのでしょう。
No.2
13ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。