りゃんさん のコメント
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A-1 CNN ;バイデン政権、アラブ世界で米国に対する怒りが高まっていると米国外交官らから非公式に警告 CNNが入手した外交公電によると、バイデン政権はアラブ世界の米国外交官らから、ガザでのイスラエルの破壊的で危険な軍事作戦への強力な支援が 「アラブ国民を一世代にわたって失うことになる」 との厳しい警告を受けているという。 この公電は、 10 月 7 日のイスラエルでの過激派組織による攻撃で 1,400 人以上のイスラエル人が死亡した後、イスラエルがハマスに対する作戦を開始した直後に噴出した米国に対する怒りの高まりに対する米国当局者の深い懸念を強調している。 在オマーン米国大使館からの水曜日の電報 は、「信頼できる冷静な考えを持つ幅広い関係者」との会話を引用し、「メッセージングの戦場で我々は大きく負けている」と述べている。 イスラエルの行動に対する米国の強力な支持は、「戦争犯罪の可能性があると彼らが考えていることに
こんにちは
米国が衰退し支援しなくなれば、イスラエルは自然に消滅するであろう、という意味にうけとりました。
第一回十字軍のときにつくられた「エルサレム王国」のことを思い出しました(エルサレム王国はキリスト教国ですが)。
エルサレム王国はサラディンによって実質的に滅亡しました(さらに100年くらい続きました)。キリスト教圏からの支援がない時期があったことも傷手でした。しかし、もっとも問題だったのは、王国内でイスラム側とどのようにつきあうのか(戦争か融和か)方針が定まらなかったことはじめ、内紛がさまざまあったことだといわれています。
いまのイスラエルにあてはめるとすれば、ネタニヤフはじめとする右派(さらにソビエト崩壊後にイスラエルに加わった極右)をはやくコントロールし、左派のなかから、イスラエルをいわばパレスチナの土着国家と位置づけるひとびとがあらわれて国論を統一することがイスラエルが生き残るひとつの道でしょうね。
しかし、今の中共もロシアも別にイスラエルと対立しているわけではないことも思い出すべきだともおもいます。イスラエルは、ハイテク国家で、ハイテク兵器も持ち、その点だけでもつきあう価値を感じているだろうとおもいます。
さらに「米国が支援している」という単純な理解ではなく、「米国内でユダヤ系米国人が経済的政治的影響力を持ち米国の政策を決めている結果米国が支援している」ということも忘れるべきではありません。米国とは関係なくユダヤ勢力は存在するかもしれませんよ(これはフレデイさんのほうが専門分野ですね)。
BRICSについては、わたしはまとまった政治勢力とは思っていませんので、あまり賛同できません。米国が衰退したとしても、BRICSが台頭するのではなく、米国もふくめいろんな国がてんでバラバラに存立するだけだとおもいます。また、米国が戦争犯罪をやり過ぎたという点に反対ではありませんが、わたしは米国「だけが」とはおもっていませんので、わたしとしては、ほかの国にも贖罪を求めることとなるでしょう。
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